ショックで倒れた観客も!? 妻夫木聡が過激主演作『スマグラー』に自信満々

2011.10.23

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左から阿部力、安藤政信、松雪泰子、妻夫木聡、永瀬正敏、満島ひかり、我修院達也、石井克人監督

多額の借金を背負いヤバいブツの運び屋となった青年の姿を描いたアクションエンターテインメント『スマグラーおまえの未来を運べ』。この映画が10月22日より公開となり、妻夫木聡、永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、安藤正信、阿部力、我洲院達也と石井克人監督が新宿バルト9で初日舞台挨拶を行った。

・［動画］『スマグラー』初日舞台挨拶
・『スマグラー』初日舞台挨拶、その他の写真

クライマックスの“痛い”シーンも話題だが、石井監督が「前半のほうは結構面白いけど、ちょっと怖いところもある」と言うと、妻夫木から「全部面白いでしょ（笑）！」と突っ込みが。石井監督は「ショックで倒れた人もいるそうなんです」と言い訳していた。

トロント国際映画祭など数多くの国際映画祭に出品されている本作。海外での高評価の感想を聞かれた妻夫木は「いろんな国の方々に見てもらうのはすごく嬉しい」と答えてから、「そんなに映画祭があったんだったら、僕も行きたかった」と残念そう。トロントに出席した石井監督は「3回上映して全部満席でした」と誇らしげだった。

また司会から、「登壇した男優陣が演じたキャラクターで、仕事のパートナーにしたいのは？」という質問を受けた松雪と満島。松雪は、運び屋のリーダー、ジョー（永瀬正敏）の名を挙げ「冷静で仕事をキッチリやってくれる」とコメント。それを聞いた永瀬がガッツポーズすると、妻夫木から「役ですから」と突っ込み。満島は、松雪が演じたゴスロリファッションの女社長・山岡がいいと言ってから、「男性だったらジジイ。毎日楽しそう」と、我修院が演じた寂しがりな運び屋を選んでいた。

最後の挨拶で妻夫木は、「この映画は見どころを選べないくらい面白い。見終わった後、こんなにスカッとする映画はない」と自信満々でアピール。さらに、「来週は、三谷組の映画があるので、今週でガッツリ（観客動員を）取っておかないといけないんです」と、三谷幸喜監督作『ステキな金縛り』へのライバル心をのぞかせ、「今週はよろしくお願いします！」と客席にさらなる応援を呼びかけていた。