気鋭のクリエイターloundrawの初監督映画作品『サマーゴースト』が11月12日から公開中。ムビコレでは、夏の間だけ現れるというサマーゴースト=佐藤絢音の声を担当した川栄李奈のインタビューを掲載中だ。
・自分も含めた若い世代の心に刺さる作品/『サマーゴースト』川栄李奈インタビュー
「日常の中にある大切さに気づかせてもらえるような作品」
本作は、若くして亡くなった女性の幽霊と、3人の高校生のひと夏の出会いを描いた青春群像劇。都市伝説の“サマーゴースト”に会うため、ネットで知り合った友也、あおい、涼の3人は幽霊が出るという飛行場跡地に向かう。進路、いじめ、運命……それぞれに悩みを抱えた彼らが花火に火を灯すと、そこに若い女性の幽霊・絢音が姿を現す。
川栄は、本作の脚本を読んだ感想について「日々懸命に生きるとか、友だちと支えあう気持ちなど、日常の中にある大切さに気づかせてもらえるような作品だと感じました。悩みを抱えていたり、自分の悩みが言えなかったりした方が見ると背中を押されるような、明日に繋がる気持ちにさせてくれるストーリーですよね。今の時代にぴったりで、自分も含めた10~20代の若い世代の心に刺さる作品だと思いました」と語る。
ディズニー/ピクサー映画の日本語版吹替を担当するなど、声優としても活躍中の川栄。「周りにすごい声優さんばかりいらっしゃるのでとても緊張する」と話しながらも、物語のキーとなる重要な役を、監督自身がセリフを入れた資料や、監督が描いたキービジュアルの雰囲気などを参考にしつつ演じた。
監督であるloundrawは、10代でイラストレーターとして商業デビューを果たし、「君の膵臓をたべたい」「君は月夜に光り輝く」など様々な作品の装画を担当した注目のクリエイターだ。そんなloundrawについて、「本当に『凄い方だな』という印象ですね。監督の描かれるイラストはすごく繊細ですし、人物のキャラクターを作るのもすごくお上手なんですけれど、背景だったり情景もとても素敵なんです」と川栄。作品に通じる優しさや温かさを、人柄からも感じたようだ。
声優としても、様々な役に挑戦し続けている川栄だが、今後演じてみたい役柄について聞かれると「声優としてはキャラクターものとか、普段実写ではできないものを演じてみたいなと思います。あとはホラー映画がすごく好きなんですが、今まで元気な役柄が多かったのでホラー系はあまり参加したことがなくて。サスペンスが絡みつつのホラーとか出演したいです!」と話してくれた。川栄李奈のインタビュー全文はこちらから!
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