林遣都と小松菜奈、フツーのデートでもギブアップ!?

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恋する寄生虫
(C)2021「恋する寄生虫」製作委員会

潔癖症と視線恐怖症の2人の大冒険!『恋する寄生虫』本編映像公開

新進気鋭の作家・三秋縋のベストセラー小説を林遣都と小松菜奈のW主演で映画化した『恋する寄生虫』がいよいよ11月12日に公開される。このたび、本編映像が公開された。

公開された本編映像は、「誰もが普通にしていることをやってみたい」と願う潔癖症の高坂(林)と視線恐怖症の佐薙(小松)が、人生を変えるために苦手なことをやりきろうと奮闘する姿を切り取ったワンシーン。

一緒にいると潔癖症と視線恐怖症がわずかばかり和らぐことを感じた高坂と佐薙は、互いの恐怖症を克服するための“リハビリデート”を実行することに。“普通のこと”ができるようになりたいと願う2人は、特別なイベントがない普通のデートを計画する。

第一関門はバス。ぎこちなく乗車しながらも、平静を装う高坂。吊革は掴まないという意思が感じられるが、発車時の揺れでバランスを崩し、危うく吊革に掴まりかけてしまう。間一髪で吊革の上の手すりを掴むことに成功した高坂だが、滑稽な姿を見た佐薙に肘で小突かれる。

第二関門はカフェでの注文。「ご注文は?」と明るく店員に聞かれた佐薙は、目を泳がせながら「ピザ」「コーラ、コーラ……」と単語のみで精一杯注文する。自分のドリンクを注文するだけで一切助け舟をださないのも高坂らしい。

第三関門は食事。人の手によって作られたものを食べることができない高坂にとっては、ここが最難関だ。両手にピザを持ちながら「美味しい」と口いっぱいに頬張る佐薙の姿に背中を押され、高坂もビニールをした震える手でピザを手にし意を決して口に運ぶも、ギブアップしてしまう……。

人と距離を置いて生活をしながらも、心の底では“普通”になることを切に願う2人。しかし不器用ながら精一杯克服しようと奮闘するうち、次第に深まる恋の行方が気になる予告編となっている。

・この度公開された本編映像はコチラ!

世界の終わりを願っていたはずの2人の恋の結末は?

本作品は、極度の潔癖症で人と関わることができずに生きてきた青年・高坂賢吾(林)と、視線恐怖症で不登校の高校生・佐薙ひじり(小松)の繊細で儚い恋愛物語。

あえて嫌われるような態度をとる佐薙に辟易していた高坂だったが、やがて自身の弱さを隠すための振る舞いにすぎないことに気付き、共感を抱くようになる。世界の終わりを願っていたはずの孤独な2人はやがて惹かれ合い、恋に落ちていくが──。

この2人の運命の出会いに深く関係する重要な役を井浦新と石橋凌が務め、脇を固める。

監督は、現在放送中の大河ドラマ『山室有紀子』のタイトルバック映像も手掛ける柿本ケンサク。脚本は『眉山―びざん―』『トワイライト ささらさや』の山室有紀子。

『恋する寄生虫』は、11月12日より全国公開される。

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