女芸人たちの恋愛模様を描いた『クロサワ映画2011 〜笑いにできない恋がある〜』が11月26日に公開初日を迎え、キャストの黒沢かずこ、コン・テユ、椿鬼奴、光浦靖子、大久保佳代子、イ・テガンと渡辺琢監督が新宿バルト9で舞台挨拶を行った。
恋する女性の切なさをキュートに演じた黒沢は「冬のシーンが多かったので、帽子やマフラーなどで小顔に見せました。そして、かわいく見えるように、目の下にラメを入れたりもしました」とおしゃれテクニックを披露。
「劇中での役は『SEX AND THE CITY』のサマンサそのもの」という鬼奴は、「(男性と)出会って、次のシーンがベッドインというスタイリッシュな運び方で、それを実生活でもできたら」と願望を吐露。「人見知りなのでお酒が入らないと人とまともに話せないので、お芝居のときのビールは、すべて本物を使わせていただきました」と撮影秘話を明かしていた。
一方、黒沢の相手役を演じたテユは「本人役で出演されていたので、とてもナチュラルな演技でした。キム・テヒさんばりの透明感、チェ・ジウさん並みの泣きの芝居もありました」と演技力を絶賛。また、大久保とのキスシーンがあったテガンは、大久保はキスが下手くそだと笑いつつも、「僕からキスをしたのですが、大久保さんがぴくっとして、そこが可愛いなと思っちゃいました」と余裕のコメント。大久保は「彼は意外とやり手。好きにならないよう我慢してる」と複雑な女心を口にしていた。
この日は黒沢とトリオを組む森三中の村上知子と大島美幸も、トナカイとサンタの衣装で登場。2人は本作にも出演していて、大島は客席を見ながら、「映画をご覧になった方たちの顔がすごくいい。いい映画だったんだろうなとわかります」と話していた。
また映画について黒沢は「仕事と友情と恋愛に揺れ動く4人を見ていただけたら。とっても楽しい幸せなラブコメディです」とアピールしていた。
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