清原果耶、来年1月火曜ドラマ『ファイトソング』に主演

来年22年1月より放送されるTBS火曜ドラマ(毎週火曜夜22時〜)『ファイトソング』で、主演を清原果耶が務めることがわかった。

清原は、今年度前期のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』でヒロインの永浦百音を好演、10月公開の映画『護られなかった者たちへ』では実年齢よりも年長のケアワーカー円山幹子を演じ、本作品で民放ドラマ初主演を果たす。

本作品で演じるのは、空手の日本代表をめざす主人公・木皿花枝(きさら・はなえ)。児童養護施設で育ち、空手一筋で恋もしたことがなかったスポ根女子で、あらゆる逆境を跳ね飛ばしていくポジティブな役どころだ。

「今まで演じたことのない役柄の女の子との出会いで、これからとても楽しみですし、新しい一面を見せられたらいいなと思っています」

と、民放ドラマ初主演の意気込みを語っている。

また、空手も初挑戦で、クランクイン前から練習を重ねる清原は、「空手に初挑戦できたことがうれしく、練習を頑張っていますので、空手シーンもぜひ見ていただきたい」とアピールした。

スポ根少女めぐる三角関係と成長を描く

本作品は、空手一筋で恋もしたことがなく選手への夢が絶たれた花枝と、落ちぶれたミュージシャン芦田春樹(あしだ・はるき)、チャラいがずっと花枝を一途に想っている幼馴染の夏川慎吾(なつかわ・しんご)の三角関係を軸にした、ヒューマンラブコメディだ。

脚本は、TBSドラマ『この世界の片隅に』や映画『いま、会いにゆきます』を手掛け、19年に紫綬褒章を受章した岡田惠和。火曜ドラマ枠でラブコメディのオリジナル脚本を初めて手掛ける。

岡田は本作品を「人生に力を、そして心を動かしてくれるものとしての『恋』をめぐる物語」と説明。

また、清原には『おかえりモネ』での「内に秘めた美しい芝居」とは対照的に、今回は「動」の芝居をしてもらおうと脚本作りに励んでいるという。

「思い切りガンガン喋って、からっと怒って、けらけら笑って、思い切り走って、叫んで。こういう役も清原さんは似合うはず。絶対彼女が演じると素敵になると信じて書いております」

プロデューサーの武田梓は、本作品を、今までの火曜ドラマとは一味違った『ヒューマン+ラブコメディ』だと説明し、次のように期待を込めた。

「清原さんなら、運命を自らどんどんどんどん切り開いていくような“巻き込み型ヒロイン”を可愛く、またとても人間らしく演じていただけるのではと、今から楽しみです」

プロデューサーの岩崎愛奈は、世知辛い時代の空気を吹き飛ばしたいと抱負を語り、「清原さん演じる花枝は、人生に立ち止まり、恋に右往左往し、それでもずんずん前に進んでいく愛すべきキャラクター。そんな魅力的な主人公を、清原さんに演じていただけることがうれしくてたまりません」とコメント。

タイトル通り、見る人に「ファイト」を送るドラマにすることを誓った。

TBS火曜ドラマ『ファイトソング』は、来年22年1月より毎週火曜よる22時〜22時57分に放送される。