『踊る大捜査線』シリーズがついにファイナル！最後の『踊る』は2012年9月公開

2011.12.29

『踊る大捜査線 THE FINAL（仮）』ティザーポスター
(C) フジテレビジョン

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織田裕二主演の国民的人気シリーズ『踊る大捜査線』。昨年7月に7年ぶりに『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ！』として劇場に帰ってきたこのシリーズが、2012年9月に公開となる映画化第4弾『踊る大捜査線 THE FINAL（仮）』で、ついに完結することがわかった。

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同シリーズは1997年1月に連続ドラマとしてスタート。平均視聴率18.2％を叩き出し人気を博すと、スペシャルドラマなどを経て、98年に映画化。興収101億円の大ヒットとなった。

03年には映画化第2弾『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ！』が公開され、日本の実写映画トップとなる興収173.5億円を記録。昨年公開の『踊る大捜査線3』も興収73.1億円で、この年公開された邦画第3位の成績を残すなど、映画化される度に話題を集め、大ヒットしてきた。

そんな人気シリーズがついに終焉を迎える。フジテレビ映画事業局長の亀山千広は「この映画化をもってファイナルを迎えます。ファンのみなさんが多くいらっしゃる作品なので嬉しい反面、責任もある。製作者の自分たちでファイナルと言っていいのだろうか、という思いもあります」と複雑な心境を吐露。『踊る大捜査線3』の製作段階で、同作と『踊る大捜査線THE FINAL（仮）』で一区切りをつけようとレギュラー出演者と相談していたと明かす。

一方、主人公の青島刑事役を演じ、常に同シリーズを牽引してきた織田は「最後と聞いて寂しい思いもありますが……、青島15年の集大成を魅せられるよう頑張ります。お楽しみに！」とのコメントを寄せている。

同作は2012年1月中旬にクランクインし、都内近郊で撮影。4月下旬にクランクアップし、8月頃完成予定、同年9月全国東宝系にて公開となる運びだ。亀山は「いろいろなメディアを使ってお祭り的にファイナルを迎えたい」とも発言。2012年は再び“踊るブーム”が巻き起こる“踊るイヤー”となりそうだ。