三浦友和、山口百恵にも褒められた!/『RAILWAYS』大ヒット御礼舞台挨拶

左から中尾明慶、三浦友和、阿部秀司(製作総指揮)
左から中尾明慶、三浦友和、阿部秀司(製作総指揮)

定年を迎える鉄道運転士とその妻が自分たちの人生を見つめ直す姿を描き、昨年12月3日の公開以来、55万人の観客を動員している『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』。この映画の大ヒット御礼舞台挨拶が1月11日に東劇で行われ、キャストの三浦友和と中尾明慶、製作総指揮の阿部秀司が登壇した。

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本作が大ヒットしていることについて三浦は「約40年の俳優生活のなかで様々な映画に携わってきました。途中で打ち切られたり、1ヵ月で終わる映画が多いなか、今回はこうしてムーブオーバーし(劇場が変わり)、延長して上映していただけてとても嬉しいです」と挨拶。「映画は見ていただかないと成立しないので、みなさんに心から感謝します」とお礼の言葉を述べていた。

映画の反響について聞かれた中尾は「母が大絶賛してくれました。僕の両親もずっとギクシャクした感じが続いてるので、できたら2人で行ってほしかったのですが、別々に行ったみたいです(笑)。でも、お正月に顔を合わせたときは、お互いに何かを感じ取っていたようなので、これは『RAILWAYS〜』のおかげではないかと思っています」と回答。

同じ質問に三浦は「長男と妻が見に行ってくれたみたいです。2人とも『良かったよ』と言ってくれました」と話し、百恵夫人も見たことを明かした。また、お正月をどう過ごしたかという質問には、「今日が仕事初めなのですが、ずっと寝正月という感じだったので、ボケたままではいけない、ちゃんと気を引き締めなくてはと思っています」と話し笑いを誘っていた。

その後、鏡開きを行った3人。最後に司会から今年の抱負を尋ねられ、阿部は「僕たちは映画を作っている人間なので、1人でも多くの方に劇場に足を運んでいただけるような年になればいいなと思います」とコメント。

年男で、今年24歳になる中尾は「僕は若い頃からこういうお仕事に関わってきたのですが、改めてスタートを切る気持ちで、いろいろなことを習得し、30代に繋げられるように20代を駆け抜けていきたいと思います」と語った。

1月28日で還暦を迎える三浦は「こういう仕事ですから、1人でも多くの方々に映画を見ていただけるような作品に出ていきたいと思っています」と話すと、昨年の震災を振り返り「自分と家族の幸せはもちろん願っていますが、自分以外のことも考える年になっていくのではないかと思います。いろいろな意味で良い年になればいいなと願っております」と、新しい年にかける思いを口にしていた。

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