古谷実による同名人気コミックを、『冷たい熱帯魚』の園子温監督が映画化した『ヒミズ』。この映画のヒット祈願イベントが、1月11日に市谷亀岡八幡宮にて行われ、ヴェネチア国際映画祭で日本人初の快挙となる最優秀新人賞を受賞した染谷将太と二階堂ふみが出席した。
この日は華やかな和服姿で登場した2人。着物について染谷は「時代劇では着たことがあるのですが、こういった場では初めてなので、不思議な感じです」とコメント。二階堂は「赤と水色の着物があったんですけど、(『ヒミズ』に合わせて)青春色の水色にしてみました。あと、(目の下に)ラインストーンをつけてみました」と語っていた。
正月休みについては、それぞれ「家族と一日一緒に過ごしてご飯を食べたり、親戚の家に遊びに行ったり。初詣も行きましたが、参拝にたくさんの人が並んでいたので、お参りはしなかったです」(染谷)、「カウントダウンもせずに毎日寝てました。イベントのお仕事は今日が初です!」(二階堂)と振り返り、比較的のんびりできたことを明かしていた。
また、今年の抱負を漢字一文字で表すという企画では、染谷が「新」、二階堂が「米」と書いたことが判明。打ち合わせをしたわけでもなく、偶然「新米」となったことに、集まった報道陣からも笑いがこぼれていた。
「新」と書いた染谷は、その理由について「今年20歳になるので、人生の境目という感じで、新たな気持ちで人生を歩んで行こうかな」とコメント。「米」と書いた二階堂は「今年、私は受験生なので、日本人なのでいっぱいお米を食べて元気を出して行こうという気持ちです」と説明し、笑いを誘っていた。
また、成人になって、やってみたいと思っていることはという質問に、染谷は「20歳でなくてもいいんですけど、旅行に行きたいですね。ブータン王国に旅行に行きたいですね」と回答。一方、二階堂は大人になってやってみたいことはという質問に「朝帰り!」と回答し、報道陣を沸かせていた。
『ヒミズ』は1月14日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。
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