へび女、人間ポンプ、タコ娘、ロクロ首…最後の見世物小屋を捉えたドキュメンタリー
#お化け屋敷#たこ娘#ドキュメンタリー#ニッポンの、みせものやさん#へび女#ロクロ首#人間ポンプ#奥谷洋一郎#昭和#花園神社#酉の市
大寅興行社に密着した『ニッポンの、みせものやさん』
毎年恒例の見世物小屋が出る東京・新宿の花園神社の酉の市直後の2012年12月に上映されるや、異例の口コミで大ヒットしたドキュメンタリー映画『ニッポンの、みせものやさん』が、12月18日から24日に新宿K‘s cinemaで上映される。
昔はいろんなお祭りや縁日で見かけた「見世物小屋」。へび女、人間ポンプ、タコ娘、ロクロ首、オートバイサーカス──。最盛期には数百軒を数えたという見世物小屋、その最後の一軒と言われる大寅興行社を本作品では取り上げている。
北海道から九州、日本を縦断するなかで見つめる、一座の暮らしと人情、そして10年にわたる交流から滲み出る、一瞬の人生の輝き……。
見世物小屋を懐かしむ年配の観客のみならず、怖いけどちょっとのぞいてみたいという衝動に駆られた高校生に至るまで、幅広い年代の観客を集めた。映画に登場する大寅興行社は健在で、見世物小屋の興行を続けている。ただ、昨年と今年は、コロナ禍の影響で新宿の花園神社の酉の市では見世物小屋の興業は開催されなかった。
なお、今年のアンコール上映初日12月18日には、奥谷洋一郎監督のティーチインも開催される。また、本作品の配信・DVD化の予定はない。「ぜひ劇場でご覧下さい」とアピールしている。
『ニッポンの、みせものやさん』は、12月18日〜24日に新宿K’s cinemaにてモーニングショー公開される。
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