常識では計り知れない特殊能力を持った犯罪者に立ち向かう刑事たちの姿を描いた人気ドラマの映画化『SPEC〜天〜』。この作品の公開にあたり、劇中でおなじみのアイテム“餃子”を全国に届ける餃子ワゴンの出発式が3月6日に品川プリンスホテルで行われ、キャストの戸田恵梨香、加瀬亮、植田博樹プロデューサーが登場した。
『ケイゾク』などを手掛けた堤幸彦が監督をつとめる本作。4月7日の公開日直前には「“SPEC”ialウィーク」と題して、連ドラと映画を繋ぐスペシャルドラマ『SPEC〜翔〜』の放送(4月1日)や、ファンミーティング(4月3日)などが行われるが、その一環として「餃子ワゴン」が名古屋・大阪など全国各地を廻る。
IQ201の才媛ながら、エキセントリックな性格で大食漢という役どころを演じた戸田は、ワゴンで販売されるオリジナル餃子について「劇中で食べてたものと同じ味で、みんながどういう反応するのか楽しみ」とニッコリ。
このオリジナル餃子は、堤監督の母の味を再現したもので、味噌入りの種と、ウスターソースとマスタードをかけるというところが特徴。戸田は「すごい作り方が難しいと思うんですよ。第1話で食べた(試行錯誤中で未完成だった)餃子は、ニンニクがかなりきつくて、一口食べただけで周りのスタッフから『臭い』って言われました」と明かしていた。
いよいよ公開まであと1ヵ月に迫った本作だが、植田プロデューサーは「まだ編集中でギリギリまで粘っている状態」と現状を報告。「難航しているんですか?」と問われると、「難航しているというよりは、(堤監督が)いじっては『あ!』と思いついて、その度にお2人を呼び出し、しょうもないギャグを言ってもらう。そんなことを繰り返しています」と説明。
これについて戸田は「呼ばれて何をしゃべるかと思ったらギャグばっかりなので、この作品はどこに向かっているのか不安ですね」と苦笑まじりにコメント。司会から「(戸田演じる)当麻と(加瀬演じる)瀬文のギャグの言い合いも見どころの1つですよね?」と振られた加瀬も、「監督を見てると、むしろそっちがメインなんじゃないかって気がしてきます」と話し笑いを誘った。
さらに、記者から「一番のお気に入りのギャグは?」という質問が飛ぶと、戸田は「ギャグが中心なので、どのギャグが印象に残っているかは非常に難しいです。この映画自体がギャグなのかな?」と回答。これには植田プロデューサーから「違います、感動作ですよ!」と突っ込みが入り、会場は大きな笑いに包まれていた。
『SPEC〜天〜』は4月7日より全国公開される。
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