小栗旬主演の日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』の最終話が12月12日夜に放送された。放送が始まるやSNSで話題になり、様々な声が上がった。
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いよいよ日本沈没!「ほんとにありえそうで怖い」の声も
『日本沈没―希望のひと―』の原作は、1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。刊行の翌年にはTBSでテレビドラマ化され、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた。刊行から48年の時を経て、この原作に大きくアレンジを加えて新たに繰り広げられる今作は、原作でも描かれていた環境問題を、2021年バージョンとして今に照らし合わせて描き出す。さらに、主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにすることで、2023年の東京を舞台に、沈没という目に見えない危機が迫る中、“見出していく希望”をテーマに描く。
最終話は、東山総理(仲村トオル)を狙ったテロ事件後からスタート。国内の情勢が不安定と判断されて移民計画に影響することを恐れた日本政府は、早急に里城副総理(石橋蓮司)を総理代行にして世界へアピールしていた。しかし、移民計画が進行していた矢先、さらに予期していなかった悲劇が起こってしまう…。天海(小栗)、常盤(松山ケンイチ)ら未来推進会議が中心となって事態の打開に挑むが、状況は改善しない。そして、ついに全世界で日本人移民の受け入れ停止が発表される。そんな中、追いうちをかけるように田所博士(香川照之)は「日本沈没までもう時間がない」と警告する。それでも最後の1人を救うまで、天海は関東に残って立ち向かう決意をする…、というストーリーが展開された。
ツイッターでは、「日本沈没」「フォッサマグナ」などのワードがトレンド入り。「この美しい日本が本当になくなったらつらい」「ほんとにありえそうで怖い」とイメージをふくらませる声が上がる一方、「実家沈んだ」「我が家があっという間に沈んだ」「うちは助かった」と沈没エリアが話題になった。
なお今回の最終話は、日曜劇場の放送時間としては10年ぶりに、2時間3分のスペシャル放送が実施された。
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