女王即位60周年記念コンサートにポール・マッカートニーら豪華ミュージシャンが大集合!
イギリスのエリザベス女王即位60周年を記念して、6月2日〜5日まで連日祝賀イベントが行われたが、そのなかで最も注目された記念コンサートに豪華ミュージシャンが大集結した。
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4日に行われた「ダイヤモンド・ジュビリー・コンサート」は、ロンドンのバッキンガム宮殿前の特設ステージにて行われ、会場にはチケットを勝ち取った1万人を超える観客で埋め尽くされていたが、会場の外にも多くの人が詰めかけ、あふれかえっていた。
観客席には、チャールズ皇太子夫妻やウィリアム王子とキャサリン妃、ヘンリー王子などをはじめとするロイヤルファミリーも大集合。主役の女王はコンサートの後半から参加したが、女王の夫であるフィリップ殿下は前日までの行事には参加していたものの、体調不良で急遽入院したため、女王は1人での参加となった。
コンサートは、若手から大御所まで、ポップやロックからオペラやクラシックまでの幅広いジャンルで活躍する多くの豪華ミュージシャンたちが続々登場。まずは、ロビー・ウィリアムズのパフォーマンスで幕を開け、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムやトム・ジョーンズ、カイリー・ミノーグなどがパフォーマンスを行ったが、なかでもエルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、そして最後のポール・マッカートニーで会場は大興奮となった。
マッカトニーは、ビートルズの代表曲である「マジカル・ミステリー・ツアー」や「レット・イット・ビー」などを披露。最後の曲「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」ではステージ上に出演者が再び集まり、歌ったり踊ったりと大盛り上がりとなった。
そして、コンサート終了後には、舞台上に女王も登場。皇太子がスピーチを行い、女王陛下であり、母である女王に対し感謝の言葉を述べ、最後には盛大な花火が打ち上げられ幕を閉じた。
翌5日には礼拝や馬車でのパレード、そしてロイヤルファミリーと共に揃ってバルコニーに姿を見せた女王。4日間の祝賀イベントを無事に終えた女王は、「多くの人たちと一緒にお祝いすることができ、深く感動しています」とコメント。現在86歳の女王は、イギリス史上最高齢の女王となったが、これからもまだまだイギリスの象徴として、国民と共にその歴史を刻んでいくことになりそうだ。(文:Masami Shimura/London)
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