劇場版NARUTOの主題歌にアジカン、テレビアニメ以来9年ぶりコラボが実現！

2012.06.21

写真上：主題歌を歌うアジカン。写真下：映画の入場者特典スペシャルDVD＆ミラクルバトルカードダス

今夏公開される劇場版NARUTO最新作『ROAD TO NINJA –NARUTO THE MOVIE-』の主題歌が、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの新曲「それでは、また明日」に決まったことが発表となった。

「NARUTO」は1999年に週刊少年ジャンプで連載スタート。個性豊かなキャラクターや、彼らの成長を丁寧に描くストーリー、ド派手な忍術バトルによって読者の心をつかみ、2002年にはアニメ化され、翌2003年には劇場映画化された人気作。

今年の劇場版は、原作者の岸本斉史が自ら企画、ストーリー、キャラクターデザインを手がけたオリジナル作品となっていて、主人公のNARUTOが死んだはずの両親とともに悪と戦う渾身のストーリー。岸本自ら「僕にしか描けないNARUTO映画です」と語る自信作だ。

主題歌を手がけるアジカンは2003年のデビュー間もない頃、「遥か彼方」がNARUTOのテレビアニメ版オープニングテーマに大抜てきされた過去を持つ。以来9年の歳月が流れ、原作者の岸本とアジカン双方の願いが叶い、映画のでコラボが実現した。

主題歌について岸本は、「今回の映画には企画から深く関わらせていただきました。そして主題歌を誰に歌っていただきたいかと考えたときに、アニメ最初期にOP曲を担当していただき、疾走感溢れるサウンドがぴったりだったASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが浮かび、お願いできればと思いました。この映画はこの曲が入ることによって初めて完成したと思っています！」とコメント。

アジカンの後藤正文は、「NARUTOのお陰で、南米やヨーロッパ、アジアでも僕らの音楽を聴いてくれるファンが現在でもたくさんいます。今回は劇場版の主題歌に我々を選んでいただき、とても光栄です」と話している。

また、劇場版の入場者特典として、日本映画史上初の試みとなるスペシャルDVDがプレゼントされることも明かされた。これは原作の画をCG合成し「NARUTO」の世界を再構築したモーションコミックや、原作者・岸本氏自身が本作の構想やNARUTOの今後に対する熱い思いを語ったロングインタビュー、映画公式Twitterで募集したファンから岸本氏への質問に対する岸本氏の答え「一問一闘」などを収録。パッケージの表紙も岸本自らが書き下ろしているという。

『ROAD TO NINJA –NARUTO THE MOVIE-』は7月28日より全国公開となる。