一見すると気づかない・・・一枚のクリスマス家族写真に秘められたダイアナとチャールズの関係性
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ダイアナが決断するクリスマス休暇を描いた映画『スペンサー』
ダイアナ元皇太子妃がその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描いた映画『スペンサー』の2022年全国公開が明らかになった。このたび、クリスマスの家族写真を撮影する場面カットが公開された。
・ダイアナ妃が離婚決意する3日間のクリスマス休暇に迫る 映画『スペンサー』絶賛の嵐
このたび公開された写真は、一見すると、家族水入らずで過ごすクリスマスの幸せな様子が切り取られているように見える。しかしよく見ると、ダイアナとチャールズに笑顔はなく、2人の関係性に緊張感みなぎるカットとなっている。
英国王室の伝統的な習わしのひとつでもあるクリスマス。休暇中にはロンドンから北に 160 キロ離れたノーフォーク州に あるサンドリンガム・ハウスにロイヤルファミリーが全員集合し、家族団らんを楽しむのが恒例だ。
この時すでにチャールズとカミラの関係について知っていたというダイアナだが、幸せの象徴であるクリスマスを、彼女は一体どんな思いで過ごしていたのか? また映画では王室の華やかであると同時に厳かなクリスマスの様子も描かれており、一般家庭から皇族入りをしたダイアナには息苦しさを覚える驚くべき習慣の数々も明かされている。
クリステン・スチュワートがダイアナ役でキャリア史上最高の演技
本作品の舞台は91年のクリスマス。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係は冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウスでは、ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ごしている。息子たちとのひと時を除き、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている……彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで今後の人生を決める一大決心をする──。
ダイアナを演じるのは、 『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワート。キャリア史上最高の演技と称された渾身の演技は、アカデミー賞最有力との呼び声も高い。
脇を固めるのは、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリスといった名優たち。そして監督を務めるのは、『ジャッキー/ ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を描き、主演のナタリー・ポートマンをアカデミー賞ノミネートに導いたパブロ・ラライン。鋭い洞察力と確かな手腕でダイアナの孤独と苦しみを静かに浮き彫りにする。
『スペンサー』が2022年に全国公開される。
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