加藤ミリヤ、なでしこジャパンのスウェーデン戦を現地観戦「パワーをいただきたい」

2012.07.28

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地方の中学校を舞台にした綾辻行人原作の学園ホラーを映画化した『アナザー Another』。この映画の納涼イベントが7月25日に千代田区にある廃校になった体育館で行われ、映画を見終えたばかりの学生200人の前に、主題歌「楽園」を歌う加藤ミリヤと古澤健監督がサプライズで登場した。

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主題歌について加藤は「お話をいただき、曲を作る前に試写を見せていただいたんですけど、ホラー映画を見て面白いと思ったのは初めてで、最初から最後まで瞬きをするのが惜しいほど楽しませていただきました。私の曲がエンドロールで流れるということで、興奮状態を持続してもらえるような曲になったらいいなと思いました」と曲に込めた思いを吐露。

映画の主題歌になったことについては「自分の曲を映画で使っていただけるなんて、こんなに嬉しいことはない。できる限り音楽も映画に寄り添うべきだと個人的には思っているので、『もう始まっているかもしれない』というセリフを歌詞にさせていただきました」と語り、主演の橋本愛については「注目している女優さんだったので、ご一緒できて嬉しかったですし、本当に彼女そのもののような感じがしました」と話していた。

一方、加藤には自身の監督作『オトシモノ』（06年）でも主題歌を歌ってもらったと明かす古澤監督は「すごい縁を感じる」とコメント。加藤が口にした「音楽も映画に寄り添うべき」という言葉を受け、「仰っていただいたとおり、映画と関係なく（主題歌が）決まっちゃうこともたまにあるんですけど、（今回は）『アナザー Another』の世界観を引き継いで、その先を聞かせてくれた感じがするので、いい主題歌になったなと思います」と曲を絶賛した。

また、加藤がコカ・コーラのロンドンオリンピックキャンペーンソング「HEART BEAT」を担当していることから、話がロンドンオリンピックに飛び火。加藤が「オリンピックではロンドンに行くんです」と告げると、古澤監督は「そうなんですか？いいなあ！」と羨ましそうな表情を浮かべた。

加藤は現地でなでしこジャパンのスウェーデン戦を見るそうで、「テレビで見るだけでもオリンピックはあれだけ感動できるので、実際に生で試合を見たら、尋常じゃない感動だと思う。何かパワーをいただきたいと思います」と話し、最後に主題歌「楽園」を披露。大きな拍手を受けていた。

『アナザー Another』は8月4日より全国東宝系にて公開となる。