団地のなかだけで生きていくと決めた少年の成長を描いた風変わりな青春物語『みなさん、さようなら』の完成披露舞台挨拶が、9月25日にスペースFS汐留で行われ、濱田岳、倉科カナ、波瑠、中村義洋監督が登壇した。
・倉科カナはどこでもドア、濱田岳は背が伸びるグッズ手に入れ身長180センチ目指す!?
主人公・悟の12歳〜30歳までを1人でこなした濱田は、「小学生って小さいじゃないですか……」と演じる上での不安を語ると、中村監督は「(濱田くんも)小さいよ(笑)」とツッコミ、客席の笑いを誘っていた。
一方、小学生姿の濱田に「全然、違和感はなかったです」と話した波瑠は、濱田がより幼く見せるための化粧をしていたことを暴露。「アイラインを入れてて」と思い出し笑いをしていた。
劇中には濱田が倉科と波瑠の2人と絡むベッドシーンも登場するが、監督が女優2人の胸を濱田が衝動的に揉んでいたことを暴露すると、濱田は「脚本にあったので」と言い訳。監督が「(胸の揉み方に)脈絡がないですよね。普通はこうなってから胸を揉むだろうというのをすっとばした揉み方なので」と苦笑すると、濱田は「女優さんもイヤだろうからなるべく早く終えなきゃという気負いが……」と一生懸命説明していた。ただ、気負いがありすぎてセリフが飛んだこともあったそうで、監督は「もう1回やりたいのかと……」と苦笑い。倉科も「アタフタしてらっしゃいましたよね」とダメ押ししていた。
同作は中村監督が長年温め続けてきた作品。監督が「遺作になってもいいと思ったくらい良くできた作品です」と胸を張ると、濱田も「楽しんで作った作品なので、ぜひ見てほしい」と訴えていた。
『みなさん、さようなら』は2013年1月より公開される。
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