ヒールが折れた靴をきっかけに、パリで暮らす日本人女性のアオイと、日本から観光に来たカメラマンのセンの運命が交錯する3日間を描いたラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』。この映画の完成披露舞台挨拶が9月25日に丸の内TOEIで行われ、キャストの中山美穂、向井理、桐谷美玲、綾野剛と、北川悦吏子監督、岩井俊二プロデューサーが登壇した。
パリでのオールロケで撮影された本作。アオイを演じた中山は「とっても可愛らしい作品に仕上がっています。大人っぽくもあり、夢があり、希望があります。今日は楽しんでください」と挨拶。センを演じた向井は「今年の3月〜4月にかけてパリで撮影し、こうしてみなさんに届けられるようになるまでに、たくさんの人手と時間がかかりましたが、作り手側としては(観客に見てもらえるという)本当に幸せな瞬間を迎えさせていただいております」とコメント。
向井演じるセンの妹スズメを演じた桐谷は「この作品を先に見させていただいたのですが、本当に胸がキュンキュンして、私ももっと大人になったら、こんな恋愛ができたらいいなって思いました」と話し、スズメの恋人を演じた綾野は「ようやくスタートを切れ、感慨深いです」と語った。
また、映画について中山は「初めて脚本を渡されて読んだときに、とても可愛らしくて、こんな素敵な物語を私が演じていいんだろうかという気持ちもあった」と笑うと、「本作をひとことで表すと?」という質問には「新しい一歩を踏み出したくなるような映画です」と答えた。
向井は、そんな中山との初共演について「初めましての日が出会いのシーンの撮影で、ご挨拶しかできないくらいの状況で撮影に入ったので、アオイさんっていうイメージが強いですね」と振り返ると、「ずっと僕は(中山のことを)見る側だったので、一緒にこうやってお仕事をすることが最初は不思議な感じでした。本当に存在するんだなって」と照れ笑い。
一方、パリで暮らす中山は、向井の演技について「そんなに作り込んでないんですよね。なので(自分も)自然に演じられました」と話すと、「あと、向井理さんという人を知らなかったので(笑)、『初めまして、あ、センくんだ』という感じで、そのまま演じさせていただきました」と、ちょっぴりお茶目に語っていた。
『新しい靴を買わなくちゃ』は10月6日より全国公開となる。
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