井上真央が主演するコメディ映画『綱引いちゃった!』の大分凱旋プレミアイベントが9月30日に行われ、井上をはじめ、松坂慶子、玉山鉄二、西田尚美、ソニン、渡辺直美、水田伸生監督らが登場した。
・『おひさま』卒業の井上真央、松坂慶子と母子役で綱引き娘に挑戦!
まずは地元の古社・春日神社での大ヒット祈願を行った面々。その後、映画のロケにも使われた大分市のメインアーケード、ガレリア竹町商店街で凱旋パレードが行われ、井上らは全長70mのレッドカーペットを歩いた。
ステージでは「ただいまー!」と挨拶した井上に、地元の観客たちから「お帰り!」の温かな大声援。大分について井上は「大分の“好きっちゃ”ところは、ご飯が美味しいところ! お酒もとり天も大好きないい町でした」と大分弁混じりで語った。
また、「この商店街のラーメン屋さんに週3回は通っていました」という玉山は、「ドン・キホーテ近くの温泉にも行きましたけど、その近くで(渡辺)直美ちゃんがヤンキーに絡まれてました。あと、ナンパもされてました(笑)」と暴露。渡辺も「そうなんです。ごりごりのヤンキーに囲まれたし、ナンパもされたんです(笑)」とロケ当時を振り返った。
その後は小学校体育館での上映会が行われ、井上らも舞台挨拶に登壇。撮影での苦労を聞かれた玉山は「シイタケ農家の役だったのですが、シイタケがあまり得意ではなくて、生のシイタケを食べるシーンが大変でした」と告白。無理して食べたシーンがカットされていたとこぼすと、水田監督は「美味しそうに食べなかったからカットしました」とダメ出ししていた。
映画については「この映画はコメディということで、(ほかのキャストの)皆さんが楽しそうに演じていたので、笑わないように気をつけて演じました」と井上。松坂は「最初は綱引きのシーンは誰かが代わりにやってくれると思っていたので、私が全部やることになるとは思ってもいなかった」と吹き替えナシであることを証言。綱引きの練習後の温泉が楽しみだったとも話していた。
『綱引いちゃった!』はお堅く真面目な大分市役所職員が、地元PRのために綱引きチームを結成するよう命じられ、家族や仲間たちを巻き込み奮闘する様子を描き出す。『舞妓Haaaan!!!』(07年)『なくもんか』(09年)の水田伸生が監督をつとめる。11月23日より全国公開される。
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