ポップアーティストの村上隆が監督デビュー。『めめめのくらげ』が来年4月公開!
ルイ・ヴィトンとのコラボでも話題を呼んだポップアーティストの村上隆が、来年4月に公開となる実写映画『めめめのくらげ』で監督デビューをはたすことがわかった。
村上は近年、ヴェルサイユ宮殿やカタールのAI-Riwaq エキシビジョンホールでの個展などを開催。六本木ヒルズ、アーティストのカニエ・ウェスト、ゆずとのコラボレーションなども行い、世界的にも注目を浴びるアーティストだ。
その村上の初監督作は、10年以上前からフルCGアニメとして温めていたオリジナルアニメの企画をベースにした作品。震災後の日本を舞台にファンタジーな世界を描き出すジュブナイル映画で、実写+CGの融合となる。
主人公は小学生の正志(まさし)。物語は彼が、引っ越してきた新しい家で見慣れない段ボールを見つけるところからはじまる。中から出てきたのはくらげの様な不思議な生き物で、正志はその愛くるしい生き物を“くらげ坊”と名付け、リュックに忍ばせ、転校先の学校に連れていく。すると、ほかの生徒も大人には見えない不思議な生物=“ふれんど”を連れていたというもの。いったい誰が何のために? そして、ふれんどとは何なのかが語られていく。
村上は本作について「子どものころ夢中でみていたゴジラ、ウルトラマンなどの特撮の世界。そして大人になっても『スター・ウォーズ』やスピルバーグ、宮崎駿など、熱は冷めなかった。この作品はそれらの要素といまの日本の混沌をまぜこぜにした、新しいSFファンタジーです」とコメントしている。
『めめめのくらげ』は2013年4月26日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国順次公開となる。
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