美元、『ユダ』の最終選考に残っていた。原作の立花胡桃が明かす

左から大富いずみ監督、青柳翔、水崎綾女、NorA、立花胡桃
左から大富いずみ監督、青柳翔、水崎綾女、NorA、立花胡桃

立花胡桃の自伝的小説を映画化した『ユダ』の完成披露舞台挨拶が12月12日にシネマート六本木で行われ、主演の水崎綾女、青柳翔、NorA、大富いずみ監督と原作者の立花が登壇した。

[動画]『ユダ』予告編

本作は、ある裏切りから自身の弱さを嫌悪した女子高生の絵里香が、ふとしたきっかけから、それまで無縁だったキャバクラの世界に自分の居場所を見出し、時給800円の女子高生から、1日で1000万円を稼ぎ出すNo.1キャバクラ嬢として君臨していくというストーリー。

3000人のなかからオーデションで主人公の絵里香役を勝ち取った水崎は、役作りのために1ヵ月で10キロの減量を強いられたそうで、「野菜スープだけでダイエットという、みなさんにはお勧めしない減量法で、とても辛かった」とコメント。

ライバル役を演じたNorAは「本当は水崎と仲が良いが、カメラの前では口をきかなかった」と語り、青柳は「撮影がすごくタイトだった。朝早くて夜遅いというスケジュールだったが、いい意味で逆にピリっとしてすごく素敵な現場だった」と振り返った。

原作者の立花は「小説のイメージといい意味でも悪い意味でも全然違う。監督、水崎の個性が出ている映画。新鮮な気持ちで見た」と話した。

また立花は、囲み取材で高嶋政伸との一連の離婚騒動がワイドショーを賑わした美元が、本作の最終選考に残っていた事実を明かし「最終オーデションのときに髪を茶色にして、バッサリ切ってきた。すごくいい子なので報道とのギャップに驚きます。映画で美元に会えてよかった」と、美元の知られざる一面を披露していた。

『ユダ』は1月26日より新宿ミラノほかにて全国順次公開となる。

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『ユダ』作品紹介

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