櫻井翔と宮崎あおいが『神様のカルテ』続編で再共演、藤原竜也も初父親役で参加
嵐の櫻井翔と宮崎あおいが共演したヒット作『神様のカルテ』の続編『神様のカルテ2』を製作することを、配給元の東宝が発表した。
同作は、長野県松本市を舞台に地方医療の現実に立ち向かう若き医師の成長を描いた感動作で、夏川草介の同名小説を映画化したもの。原作はシリーズ3作で累計210万部を超える売上を記録しているベストセラーだ。
前作に引き続き櫻井が主人公の内科医・栗原一止を、その妻・榛名を宮崎が演じる。出演について櫻井は「撮影から2年のときを経て、再びこの作品に関われること大変嬉しく思います」と喜んだ上で、「前作撮影中は、悩み、苦しみ、決して楽しいことばかりの現場ではありませんでしたが、自分の知らない一面と出会えた作品でした」と撮影で多くを得たことを述懐。「役柄の“栗原一止”と共にまた、成長することができたら」を抱負を語った。
宮崎も「(再び)一止さんを見守れること、榛名さんを生きられること、とても楽しみです」と続編出演を喜んだ。
柄本明、原田泰造、要潤、吉瀬美智子、池脇千鶴、朝倉あき、西岡徳馬ら前作のキャストが数多く続投するなか、今回、新キャストとして発表されたのが藤原竜也。医療方針をめぐり一止と衝突する進藤辰也を演じる。
藤原は「櫻井さん、宮崎さんとも初共演でどういう化学反応が起きるか分かりませんが、現場が楽しみです」と2人との共演を喜んでいる様子。また「個人的には初めての医者役・父親役なので、新しい感情が生まれるのでは?という期待もありますが、今までの演技のアプローチではかなわない部分もあると思うので監督とコミュニケーションを取りながら作っていきたいと思ってます」と意欲を語った。
藤原の他、濱田岳、吹石一恵、市毛良枝も新キャストとして参加する。さらに深川栄洋監督も続投し、来年1月から松本市や関東近郊で撮影をスタート。再来年の公開を予定している。
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