ベン・アフレックが全米監督組合賞受賞、アカデミー会員にとっては恥ずべき結果!?
2月2日(現地時間)、『アルゴ』のベン・アフレックが全米監督組合(DGA)賞を受賞した。スティーヴン・スピルバーグ(『リンカーン』)、アン・リー(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』)、キャスリン・ビグロー(『ゼロ・ダーク・サーティ』)、トム・フーパー(『レ・ミゼラブル』)らを抑えての栄誉だ。
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受賞スピーチでアフレックは会場を見渡し、「偉大な監督たちが皆ここにいらっしゃいます。まるでオーディションを受けに来たみたいです」と俳優でもある自身について謙虚に語った。
『アルゴ』は先頃発表された全米映画俳優組合賞、全米製作者組合賞も受賞し、24日(現地時間)の第85回アカデミー賞授賞式を控え、快進撃が続いている。過去の受賞結果から、賞レースでも重要な位置を占めるこれらの賞を受賞した作品はそのままオスカーを受賞する場合がほとんどだが、実はアフレックはアカデミー賞監督賞にはノミネートされていない。そればかりか、今年のDGA賞候補になったビグローもフーパーも監督賞候補ではないという異例の年。
ちなみにDGA賞受賞作はアカデミー賞作品賞を受賞する確率が極めて高い。前哨戦の各賞での高評価を受けて、アカデミー会員たちはアフレックを監督賞にノミネートしなかった不明を恥じて作品賞に投票するのか? それとも、最多ノミネート作である『リンカーン』がやはり強いのか? 今年のオスカーがどんな結果になるのか、ますます読めなくなってきた。
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