ウィル・スミス、丹下段平ばりのクセつよオヤジに「常識を疑うことの大切さに、★3つです!!」
蒼木雅彦が描く『ドリームプラン』
ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの姉妹テニスプレーヤーの実父リチャードの実話を映画化した『ドリームプラン』が、2月23日に公開される。このたび、車いすテニスの上地結衣選手を描いた実話マンガ「カミジ!〜上地結衣STORY〜」の蒼木雅彦が一足早く本作品を鑑賞、イラストを寄せた。
・ウィル・スミス「作品で描かれる人たちが満足しなければ、僕にとって完全な失敗作だ」
蒼木は、「こんなクセの強いパパが実在してることに驚きました。『おまっ…そーゆーとこだぞっっ!』とツッコみながらも気付けば夢中になってました!」と語る。
また、「カミジ!」の原作者である光風治は、主演のウィル・スミスに注目。
「ドキュメンタリーかと錯覚するほどのリアリティーは、さすがウィル・スミス。144分という長い上映時間を感じさせず、グイグイと引き込まれていきます。常識を疑うことの大事さを改めて思い出させてくれました。★3つ……いやアッパレ!」
(1)ウィルスミスが体現した「パパのクセがスゴイ」!
このたび公開されたイラストの中央には、ウィル・スミスが演じる父・リチャード。つまようじをくわえ、テニスボールを手にしているその姿は、ウィルのイメージを一新する強烈なインパクトだ。それもそのはず、テニス経験ゼロにもかかわらず独学でテニスの指導法を学び、姉妹を世界チャンピオンにする信念を胸に突き進んだ人物なのだ。ウィル・スミスは、娘のインタビューに乱入するウィリアムズのインタビューをリアルタイムで見て衝撃を受けたと語っている。
(2)常に家族を最優先する「家族愛がスゴイ」
妻・オラシーンと5人の姉妹を大切にするリチャード。ビーナス&セリーナの試合にはワーゲンバスに乗って全員で応援に駆け付け、ビーナスの実力を認め契約を申し出るトレーナーに対しては、家族全員の衣食住のサポートも要求するなど、何よりも家族を最優先する猛烈パパなのだ!
(3)ピチピチの短パンに赤で決める「服のセンスがスゴイ」
「タイトなショートパンツとハイソックスが僕をリチャードの考え方に導いてくれた」というウィル・スミスは、父・リチャードの衣装には特にこだわった。アカデミー賞衣装デザイン賞に2度ノミネートされているシャレン・デイビスは、当時の衣服は長持ちしない生地が多かったため、自分たちで生地を調達し、当時のテニスウェアから同じシルエットを保ったままデザインするなど衣服にも“ホンモノ”を追求。勝負色の“赤”を意識し、ピチピチの短パンを着用した猛烈パパの姿は、“こんなウィル・スミス見たことない”と誰もが驚くこと間違いなし!
(4)名コーチもタジタジ!! 「名コーチ困らせ率がスゴイ」
本作品には、実物そっくりのコーチが登場する。ジョン・バーンサルが演じたリック・メイシ ーは、テニスアカデミーを主宰する敏腕経営者でもある名コーチだ。だが、娘のために飛びだすリチャードからの無茶な要求や予期せぬ行動に翻弄されっぱなし。娘のためならセオリーなんてお構いなしのリチャードが繰り広げる名コーチとのラリーにも注目だ。
(5)劣悪な環境で猛練習を続ける「テニス愛がスゴイ」
治安の悪いロサンゼルス・コンプトン。コートの横にはギャングたちがたむろする劣悪な環境にも負けず練習を続けるリチャードと姉妹のテニス愛がスゴイ。イラストに描かれている通り、たとえ雨の降る 夜でも練習を欠かすことはない。リチャードの“ドリームプラン”を信じる、強い絆で結ばれた父と姉妹は、夢に向かってボールを打ち続ける。その姿に誰もが心を揺さぶられること間違いなし!
ウィリアムズ姉妹の父の物語『ドリームプラン』
本作品は、2人の娘を世界最強のテニスプレーヤーに育てる夢を持つ破天荒な父親リチャードの実話の映画化。テニス未経験の彼は、姉妹が生まれる前から常識破りの「計画=ドリームプラン」を独学で作成していた。その無謀なプランと娘の可能性を信じ続けた父は、どうやって2人の世界チャンピオンを誕生させたのか?
『ドリームプラン』は、2月23日に公開される。
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