アカデミー賞作品賞は『アルゴ』。七転び八起きのベン・アフレックが歓喜のスピーチ!

『アルゴ』撮影中のベン・アフレック監督
『アルゴ』撮影中のベン・アフレック監督

第85回アカデミー賞の最重要賞である作品賞を『アルゴ』が受賞した。

ベン・アフレック監督はプロデューサーのジョージ・クルーニーらと抱き合ってから、プロデューサーとして壇上に。「本当にありがとう!」と感激した様子で、スピーチの時間を気にしながらも「15年前に(『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で)ここに来たけれど、当時はまだ子どもでした」とデビュー時を振り返った。

その後、スランプが続いたが「また、ここに戻ってこられるとは思っていませんでした。私を助けてくれた人々に感謝します」と周囲への感謝を吐露。「もう無理と思っても、さらに努力しなければいけないことを学びました。そして、人生は転んでもまた立ち上がらなければいけないことを学びました」と辛かった日々に思いを馳せた。

オスカー前哨戦で最大の注目作となっていた同作だが、アフレック監督は同賞監督賞にはノミネートされておらず、作品賞での受賞が期待されていた。

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