アカデミー賞4部門(作品賞、脚本賞、監督賞、国際長編映画賞)にノミネートする、西島秀俊主演・濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』の週末興行収入が前週比500%を記録したことが分かった。
・黒澤明監督以来、36年ぶり快挙!『ドライブ・マイ・カー』がオスカー4部門候補に
アカデミー賞ノミネートで興収が前週比500%!
同作は、小説家・村上春樹の同名の短編小説を原作とする現代劇。妻を失った舞台俳優で演出家の家福悠介(西島秀俊)が、喪失感を抱えつつも希望に向かって進む姿を描写する。
作品賞、脚色賞(濱口、大江祟允)に日本映画が選出されたのは史上初。日本の映画監督の監督賞へのノミネートは黒澤明監督(『乱』)以来、36年ぶりになる。
2021年8月20日からの初動全国115館で公開となった本作は、アカデミー賞ノミネートの発表を受け、発表前時点での上映館数101館のところ、発表後2月13日時点での上映館数は213館と倍増。週末土日(2月12〜13日)の興収は前週比500%に達し、2月13日までに動員33万3170人・興収4億5469万5030円を記録している。
現在も上映中の各劇場で満席が続出しており、今後も上映劇場はさらに増える見込み。異例のロングランが続いている。
アカデミー賞授賞式は3月27日(現地時間)にロサンゼルスで開催される。
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