周防正行監督が舞妓映画に挑戦! 主演は“21世紀のヘップバーン”15歳の上白石萌音!
『Shall we ダンス?』で社交ダンスブームを巻き起こした周防正行監督。『それでもボクはやってない』『終の信託』と最近は社会派作品が続いていたが、次作は“舞妓”をテーマにしたエンターテインメント作品となることが明らかになった。
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作品のタイトルは『舞妓はレディ』。厳しい姐さんやお母さん、毎日繰り返される稽古稽古の日々にめげそうになりながらも、美しい舞妓を目指して一生懸命頑張る少女・春子の姿を描いていく。企画自体は20年前に立ち上がったが、当時はイメージにピタリとはまる女優が見つからなかったため、製作には至らなかった。
今回、この注目作の主演に大抜てきされたのは上白石萌音(かみしらいし・もね)。選考には半年以上が費やされ、800名の応募者のなかから厳しいオーディションで選ばれた逸材で、周防監督に「オードリー・ヘップバーンを見つけた」と言わしめたという。
上白石は鹿児島生まれの15歳で、この大役については「決まってから3、4ヵ月はドッキリかと思っていましたが、最近やっと実感がわいてきました」とコメント。現在は歌やダンスのレッスンに励んでいるそうで、「京都弁の練習もしていますが、とても難しいです。京都弁と花街の言葉も違いますが、花街の言葉はふんわりして和んでとても日本っぽいと思い、好きになりました」と楽しんでいる様子。「初めての主演で不安もありますが、素敵な舞妓姿を見せられるように、最後まで全力で頑張ります」と意欲を見せる。
一方、周防監督は「『ファンシイダンス』『シコふんじゃった。』と同様、和の伝統や日本の文化に現代の女の子がどう反応するかという話です。20年前、内容も決まってない中、タイトルだけ決めました。(『マイ・フェア・レディ』の)語呂合わせです。僕のこれまでの集大成で、笑いあり、涙あり、音楽的要素もありと、エンターテインメントというものにどっぷり浸かって作ってみようと思っています」と作品について説明。
上白石の起用については「すれてないという点と、踊ったり歌ったり演技をするその瞬間に表情が変わる、そういう所が決め手でした。普通の女の子が映画の中でどんどん魅力的になっていく、そんな変化を彼女なら見せられると思いました。お客さんが映画館で彼女を観たとき、『1人のスターが誕生した』と思ってもらえるような映画にしたいと思っています」と自信を見せた。
『舞妓はレディ』は5月中旬にクランクイン。京都の花街を再現した特大オープンセット、京都ロケ、都内近郊ロケ、スタジオでの撮影を行い、2014年1月に完成予定。同年の公開を予定している。
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