30年ぶりに共演、夫婦役演じた水谷豊と伊藤蘭がモスクワ映画祭に揃って参加!
340万部を突破した大ベストセラー、妹尾河童の自伝的小説を映画化した『少年H』が第35回モスクワ国際映画祭・GALA部門の上映作品に選出され、水谷豊と伊藤蘭、降旗康男監督が映画祭に参加することが明らかとなった。
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同作は第二次世界大戦下の激動の時代をたくましく生き抜く少年とその家族の絆を描いた感動作で、水谷と伊藤は少年の両親を演じている。実生活でも夫婦の2人は「30年ぶりに共演した作品がモスクワ国際映画祭の栄誉あるGALAに選出され、大変うれしく、光栄に思います」と喜び、「この作品にかかわるスタッフ・キャストの想いを世界に届けられること、私たちにとって初の国際映画祭への参加を夫婦共に心待ちにしております」とコメントした。
水谷と伊藤が2人そろって海外映画祭に参加するのは初めてで、公式上映される6月27日(現地時間)に、降旗監督と共に現地入りする予定。
これまでモスクワ映画祭のGALA部門に選出されたのは、2011年の『借りぐらしのアリエッティ』と本作のみ。日本の実写映画がGALA作品に選ばれたのは史上初の快挙となる。また、今年のGALA部門にはブラッド・ピット主演の話題作『WORLD WAR Z』も選出されている。
今回の選出について映画祭プログラムディレクターのキリル・ラズロゴフは「『少年H』は他に類の無い作品。主人公の人生と国家・民衆の発展が結び付けられて描かれているのが素晴らしい」と作品の魅力を称えた。
第35回モスクワ国際映画祭は6月20日〜6月29日まで開催される。また『少年H』は8月10日より全国公開される。
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