「もうあきらめた」と泣いていた難病の女の子が、20歳に「自分にしか語れないことがある」
ドキュメンタリー映画『だから私は前を向く 萌々花20歳』予告編
先天性の難病と向き合いながら前向きに生きる女性に密着したドキュメンタリー映画『だから私は前を向く 萌々花20歳』が 「TBSドキュメンタリー映画祭2022」で上映される。このたび、予告編と場面写真が公開された。
萌々花は、血管やリンパ管が異常に増え、けがをすると大量出血する危険性のある混合型脈管奇形で闘病中だ。
2008年に取材を始めた当時は6歳で、出血すると命の危険があるため友だちと遊ぶこともできず、「やりたいことは?」の質問に「ない。なんにもない。もうあきらめた」と答えていた。
昨年21年11月に大学2年生となった萌々花に再会すると、病気が進行していた。
車いす生活で赤裸々な闘病生活を語る一方、 前を向いて趣味のバドミントンや三味線を楽しみ、友人と楽しそうに過ごし、自ら車も運転する姿がみられた。
「自分にしか語れないことがあると思うし、こういう経験をしたということを伝えていけたら…」
彼女自身が撮影した映像も交え、20歳の夢や不安、挑戦など、もう一つのZ世代に迫ったドキュメンタリー映画となった。
『だから私は前を向く 萌々花20歳』は、「TBSドキュメンタリー映画祭2022」(https://www.tbs.co.jp/TBSDOCS_eigasai/)で、3月19日13:10、3月24日14:20に上映される。
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