竹内涼真と横浜流星主演『アキラとあきら』追加キャスト
累計発行部数約70万部突破の池井戸潤原作小説を竹内涼真と横浜流星主演で映画化した『アキラとあきら』が8月26日に公開される。このたび、追加キャストとしてKing & Prince髙橋海人が発表された。
髙橋が演じるのは、老舗海運会社・東海郵船の御曹司で、横浜演じる階堂彬の弟・階堂龍馬だ。
優秀な兄に対し、何をやっても敵わないとコンプレックスを抱き、いつしか犬猿の仲に。兄が跡継ぎの座を下りたため、龍馬が若くして社長となり会社の舵を切るが、親戚同士の企みに巻き込まれ苦悩する。
髙橋は『姉ちゃんの恋人』(20年)で 姉思いな弟を、『ドラゴン桜(第2シーズン)』(21年)では、学年最下位だが東大を目指す専科の生徒を演じた。
本作品では池井戸作品への初参加することとなり、社会人役も初めて。兄との関係、社長の重圧、親戚同士の軋轢の中でもがき、苦しみながらも成長していく姿を演じる。
髙橋は、コンプレックスにさいなまれる龍馬を演じ、「僕自身も自分に自信がなく、共感できる部分があったので、その気持ちを大切にしながら演じさせて頂きました」とコメント。
共演者については、「流星くんと一緒に撮影することが多くて、不安そうにしているといつも声をかけてくれて嬉しかったです。こんなお兄ちゃんが欲しかったな、と思いました! 涼真くんとは現場でほとんどご一緒できなくて寂しかったです。涼真くんがアキラをどのように演じているのか、僕も完成が楽しみです!」と振り返る。
本作品については、「お仕事や何かを頑張ることに対してネガティブに捉えている人たちも、明日からまた頑張るぞ! という熱くて勇気の出る作品になっていると思います。是非劇場でご覧ください!」とアピールした。
信念の違う同期の銀行員2人のヒューマンドラマ
偶然同じ名前を持った2人が、日本有数のメガバンクに同期入社し、試練を乗り越えていく物語。
父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(竹内)。大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(横浜)。だが、人を救うバンカーになりたいという熱き理想を持つ山崎と、情を排除して冷静沈着に仕事をこなす階堂は、銀行員としての信念が真っ向から対立する。
ライバルとしてしのぎを削る2人だったが、山崎は立ちはだかる現実を前に、自らの信念を押し通した結果、左遷される。一方、順調に出世していた階堂の前にも、親族同士の骨肉の争いという試練が再び立ちはだかる。階堂は現実から眼を背け続け、ついに階堂家のグループは倒産危機に陥る。
グループの全社員とその家族 4800 人の人生が掛かった危機的状況の中、 山崎と階堂の人生が再び交差──この絶望的な状況を前に、アキラとあきらの奇跡の逆転劇が始まる。
『アキラとあきら』は、8月26日に公開される。
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