松田龍平がプチョン国際映画祭で舞台挨拶、『あまちゃん』効果か現地でも大人気!

プチョン国際ファンタスティック映画祭に参加した松田龍平
プチョン国際ファンタスティック映画祭に参加した松田龍平

辞書の編集に携わる人々の人生模様を描いた『舟を編む』が第17回プチョン国際ファンタスティック映画祭のビジョン・エクスプレス部門に出品され、主演の松田龍平が、7月18日に行われたレッドカーペットでのオープニングセレモニーと19日に行われた上映後の舞台挨拶に登場した。

[動画]『舟を編む』予告編

最近は『あまちゃん』の「水口琢磨」役でも人気を博している松田だが、舞台挨拶後は多くのファンが押し掛け、プレゼントをもらったり声をかけられたりする一幕も。

舞台挨拶では「アニョンハセヨ。松田龍平です」と呼びかけ、「プチョンの街を楽しんでいます」とも話していた。

主人公は宮崎あおい扮する板前修行中の女性に恋をするが、観客から「松田さんの恋の語釈(解釈)は?」と質問されると、「難しいですね。映画のなかで(主人公の)馬締が作った語釈(※)が、なかなか成就しないもどかしさが出ていて素晴らしいと思います」と語った。
(※こい【恋】:ある人を好きになってしまい、寝ても覚めてもその人が頭から離れず、他のことが手に付かなくなり、身悶えしたくなるような心の状態。成就すれば、天にものぼる気持ちになる)

映画については「『舟を編む』は辞書を作る話です。演じた馬締という役は気持ちを伝えることが苦手で、その彼が言葉を扱う辞書を作るという話が大変面白いと思ってます。映画を楽しんでいただけたら幸せです」とアピールしていた。

プチョン国際ファンタスティック映画祭は、韓国ソウル近郊の街プチョンで開催される国際映画祭で、ファンタスティック系の映画祭としてホラー、SF、ファンタジー、スリラーなど幅広クリエイティブな作品を上映。昨年は25本の日本作品が上映され、『宇宙兄弟』が最優秀作品賞と観客賞、『さまよう心臓』が審査員特別賞を受賞した。第17回となる今回は7月18日〜7月28日まで開催される。

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