初見の男女がルームシェア…「どんな性生活?」「激しい性行為でストレス解消」
『パリ13区』本編映像初公開!
2021年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品、ジャック・オディアール監督×セリーヌ・シアマ脚本の話題作『パリ13区』が4月22日に公開される。このたび、本編映像が公開された。
・引っ越し先でポルノ女優と間違えられ…それでも戦う女性の姿に共感!
このたび公開された本編映像は、最初のエミリーとカミーユの出会いのシーン。ルームメイト募集の広告を見た高校教師・カミーユが、エミリーのアパートを訪ねてくる。
“カミーユ”という名前から、女性だと勘違いしていたエミリー。思わぬ訪問者に初めは戸惑うものの、会話を交わしていくうちに、2人は徐々に打ち解けていく。
そしてエミリーから唐突に「どんな性生活?」と質問が。少し面食らった様子のカミーユだったが、「激しい性行為でストレス解消」とクールに答えを返すも、「ルームメイトに迷惑は掛けない」と付け加える──。
最終的にエミリーは彼とルームシェアすることに決めた様子。別れ際の2人は意味深な視線を交わす。
カミーユを演じたフランス出身の俳優マキタ・サンバは、本作品がスクリーンデビューとなるエミリー役のルーシー・チャンとの撮影について、「ルーシーとは互いをよく知るためにダンスのレッスンを一緒に受けました。最初はほとんど2人きりでリハーサルを行っていたんです」と、撮影秘話を明かした。
あわせて新場面写真も公開された。
冒頭に掲げたカミーユが持つタバコを吸うエミリーの姿のほか、コールセンターで働くエミリ ー、真剣な眼差しのカミーユが映し出されている。
70歳・鬼才ジャック・オディアールが洗練されたモノクロで魅せる!
本作品は、今年70歳を迎える鬼才ジャック・オディアール監督が、『燃ゆる女の肖像』で一躍世界のトップ監督となった現在43歳のセリーヌ・シアマと共同で脚本を手がけた“新しいパリ”の愛の物語。
舞台となるパリ13区は、高層住宅が連なり多文化で活気に満ちた現代のパリを象徴するエリア。コールセンターで働くエミリーと高校教師のカミーユ、32歳で大学に復学したノラ、そしてポルノ女優のアンバー・スウィートという若者たちが織りなす不器用で愛おしい恋愛模様が描かれる。
原作は、今最注目の北米のグラフィック・ノベリスト、エイドリアン・トミネの3つの短編。『モード家の一夜』や『マンハッタン』にオマージュを捧げながら、洗練されたモノクロームで映し出す、誰も見たことのなかったパリがここにある。
『パリ13区』は、4月22日に公開される。
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