オダギリジョーが、『たみおのしあわせ』を「麻生久美子の傑作」と太鼓判!?
19日、オダギリジョー×麻生久美子の『時効警察』コンビが出演する『たみおのしあわせ』の初日舞台挨拶に、岩松了監督、主演のオダギリジョーをはじめ、麻生久美子、原田芳雄、小林薫が登壇した。
「毎回、初日は嬉しいけれど寂しい。ここからはもう関わることがなくなるから……。微妙な気持ちです」と、愛着ある作品が初日を迎えた感慨を語ったオダギリジョー。
主人公・民男の結婚をコミカルに描いた作品だが、昨年末に結婚した麻生は、自らの結婚について聞かれると、「“結婚”というものがまだよく分からないのが正直なところです」とコメント。原田芳雄は「何度もするもんじゃないよね」と発言し、笑いを誘っていた。
岩松・オダギリ・麻生という『時効警察』組による作品だが、「キャスティング自体は、ドラマよりも前に決まっていたんです」と監督。オダギリとは以前からの知り合いだったそうだが、麻生をキャスティングした理由は「大ファンだったから」。「最初に会ったとき、『（仏人女優の）アンナ・カリーナみたいだね』と言ったら、『誰、それ』と言われてしまいました（笑）」と話していた。
岩松監督と小林は舞台でも一緒に仕事をしているが、小林曰く、「舞台の時は朝から晩まで不機嫌。でも、映画では人が変わったように楽しそうでした」。
見どころについては「日常をすごく面白く描いている部分が大好き。最高傑作です！」と麻生。その言葉を受けオダギリは、「幸せを模索する映画だと思います。とにかく麻生さんの最高傑作です（笑）」とコメントしていた。
最後に監督が「2回、3回と足を運び、（オダギリと麻生のキスシーンの後、オダギリの）メガネがズレているとか、（撮影中）原田芳雄さんは腰が悪かったんだな〜とか、ディテールを楽しんで下さい」と締めくくった。
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