ヴェネチア国際映画祭が開幕し、クルーニー&ブラピに歓声!
8月27日夜(現地時間)、ヴェネチア国際映画祭のオープニング作品として、『ノーカントリー』でアカデミー賞監督賞を受賞したジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督のクライム・コメディ“Burn After Reading”が上映され、2人の監督と、キャストのジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットらが出席。レッドカーペットセレモニーには2000名以上のファンが集まり黄色い歓声が飛び交う中、クルーニーやブラピたちは約20分もの間サインや握手に応じた。
映画祭の目玉として注目を集めた作品だけに上映会場は満席。映画が始まると笑い声と悲鳴が交差し、場内は大いに盛り上がっていた。終了後は監督とキャストたちに向けてのスタンディングオベーションが巻き起こり、興奮冷めやらずといった状況が続いた。
前日の記者会見では会見場に入りきれないほどの報道陣が詰めかけるなど、期待と人気の高さを裏付けていた。会見はジョージ・クルーニー主導で進行し、ジョーク混じりの爆笑会見だったのはいつもの通り。
あて書きで脚本が書き上げられたという“Burn After Reading”。会見でピットは、「あて書きと聞いて受け取った脚本を読んだら、ビックリするようなおバカな役柄で、これには困った。自分はこんなにおバカなヤツだと思われているのかと思った」とコメント。同じくおバカなキャラを演じたクルーニーは「長年一緒に仕事をしてきているのに、こんな風に思われているのかと思った。クランクアップの日に『もうこんな役はやらないぞ!』と言ってやったよ」と話し、監督から「じゃあ、もうボクらの作品には出ないんだね(笑)」と突っ込まれる一幕も。
今夏、ブラピに双子が生まれ、6人のパパとなったことを受け、ジョージ・クルーニーに、結婚や子どもに興味がないのかという質問も飛び出した。「まさかこんな質問をされるとは思ってもみなかった」というクルーニーだったが、「そうだな、今日、結婚して子どもも作っちゃおうかな(笑)」と注目発言! それを聞いたピットは「じゃあ、ボクは来年、もう2人子どもを作ろう」と子作りバナシで盛り上がっていた。
(写真:ヴェネチア国際映画祭レッドカーペットイベントでのブラッド・ピット/左とジョージ・クルーニー/右)
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