ヴェネチア国際映画祭の最高賞は、猫パンチのミッキー・ロークがプロレスラーに扮した“The Wrestler”
8月27日からスタートした第65回ヴェネチア国際映画祭が9月6日に閉幕、日本からコンペティション部門に参加した北野武監督の『アキレスと亀』、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』、押井守監督の『スカイクロラ Sky Crawlers』は高い評価を受けながらも、残念ながら主要部門の受賞は逃した。
最高賞に当たる金獅子賞は、再起に賭けるプロレスラーの姿を描いたダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演の“The Wrestler”が受賞。監督賞に当たる銀獅子賞はロシア映画“Paper Soldier”のアレクセイ・ゲルマンJr.。男優賞はイタリア映画“Il Papa di Giovanna”のシルヴィオ・オルランド、女優賞はフランス映画“L’autre”のドミニク・ブランが受賞。新人賞に当たるマルチェロ・マストロヤンニ賞は、シャーリーズ・セロン主演の“The Burning Plain”のジェニファー・ローレンスが受賞。
オープニング上映された特別招待作品“Burn After Reading”の主演コンビ、ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピットや、コンペ部門に出品された“The Burning Plan”主演のシャーリーズ・セロン、“Rachel Getting Married”主演のアン・ハサウェイをはじめハリウッド・スターも大勢駆けつけ、11日間の映画祭を華やかに盛り上げた。
(写真:ダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演で最高賞の金獅子賞を授賞した“The Wrestler”)
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