ホアキン・フェニックスが俳優引退宣言! 

『グラディエーター』(00)『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』(05)で2度のオスカー・ノミネーションを受けたホアキン・フェニックスが、34歳の若さで俳優引退を宣言した。先月27日、重病に苦しむ子どもたちを励ますための朗読イベントに参加したホアキンはイベント終了後、TV番組のインタビューに応えて、「俳優としての仕事はこれが最後」と突然告白し、周囲を驚かせた。

1日、グウィネス・パルトロウと共演の主演作“Two Lovers”のプレミアが行われたAFI映画祭に出席したホアキンは、両手の指に「GOOD」「BYE!」とペンで書いた拳をカメラの前に突き出してアピール。「他にやりたいことが見つかったんだ」と話す彼は、今後音楽の道へ進むことを計画中。

『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』で実在のカントリー歌手、ジョニー・キャッシュを演じて以来、音楽にのめり込み始めたというホアキン。今は一所懸命にやるだけ、と語り、演技と同様に音楽でも「みんなに感動を与えられるようになりたいと思っている」と話している。