快進撃が止まらない! 『レッドクリフ』が5週連続興収1位に!
「三国志」をモチーフに、ジョン・ウー監督がメガホンを取り、トニー・レオン、金城武らアジアのスーパースターが結集した映画『レッドクリフ Part I』。その快進撃が止まらない。
11月1日に全国545スクリーンで公開となり、週末3日間で、観客動員82万5064人、興行収入9億6179万円という、堂々のNO.1ヒットを記録。各地で立ち見が続出したという『レッドクリフ』は、これまで日本で1番ヒットしたアジア映画『HERO』(最終興収40億円)対比123%という好調な滑り出しを記録した。
また、この時点で、今年公開の洋画で最大のヒット作となっている『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(興収57億円)対比102%だったこともあって、どこまで『インディ・ジョーンズ』に迫れるかにも注目が集まった。とはいえ、相手は『インディ・ジョーンズ』。そう簡単ではないと業界関係者の多くが思ったはず。それがどうも、夢物語ではなくなりそうな気配なのだ。
12月1日付けの発表によると、興収ランキングで『レッドクリフ』は5週連続1位を記録。これは、今年の作品で比較すると、『崖の上のポニョ』の6週連続1位に次ぐ記録で、4週連続の『容疑者Xの献身』を超える数字。公開後30日間の観客動員数は300万人で、興収も37億円を突破している。
配給サイドは「まずは興収50億円を狙いたい」と手堅いが、『インディ・ジョーンズ』超えで、今年の洋画NO.1ヒットの座も視野に入った状況だ。このまま数字を伸ばし、正月映画の目玉の1つに加わってくれば、NO.1達成も決して難しい話ではない。
なお本作は、来春に完結編となる『レッドクリフ Part II』の公開を予定している。
(写真:『レッドクリフ Part1』より。(C) 2008 Three Kingdoms Ltd. (C) Bai Xiaoyan)
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