悲しみを乗り越えて──歌姫ジェニファー・ハドソンがグラミー賞前夜祭に出演

ジェニファー・ハドソン出演の感動作『リリィ、はちみつ色の秘密』より。映画は来春公開予定/(C) 2008 TWENTIETH CENTURY FOX
ジェニファー・ハドソン出演の感動作『リリィ、はちみつ色の秘密』より。映画は来春公開予定/(C) 2008 TWENTIETH CENTURY FOX

来年2月、ジェニファー・ハドソンが“MUSICARES”のコンサートに出演すると、バラエティ紙が発表した。今年10月の家族殺害事件以来、初めて公に姿を見せることになる。

このコンサートはグラミー賞関連の慈善コンサートで、いわばグラミー賞の前夜祭的な存在。ジェニファーは、今年リリースしたデビューアルバムで4部門にノミネートされている。ノミネートについては「子どもの頃からの夢だったアルバムを出すことができただけでなく、賞にノミネートされたことは神の恩恵で、光栄であると同時に身がすくむ思い」とコメント。

2006年の『ドリームガールズ』で映画デビュー。ヒット作『セックス・アンド・ザ・シティ』(08)ではヒロイン、キャリーのアシスタントを演じ、女優としても順調なジェニファー。1人の少女の再生を描いた感動作『リリィ、はちみつ色の秘密』(来春、日本公開)にも出演し、話題を集めている。これに続く次回作はまだ発表されないが、そろそろでは、というのが大方の見方だ。

悲しいできごとのあった08年。簡単なことではないだろうが、 不幸に負けずに頑張ってほしいと願うばかりだ。

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