大ヒットゲームを映画化した『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』が2月28日より全国公開されるが、21日、その日本語吹き替え版の公開アフレコが都内のスタジオで行われ、仲里衣紗、千原兄弟が収録をおこなった。
本作の主人公で美しきストリートファイター・春麗(チュンリー)を演じたのは、キュートなルックスのクリスティン・クルック。ハリウッド期待の若手として注目を集める逸材だが、そんな彼女の声を吹き替えたのが、ドラマ『神の雫』に出演中の仲里衣紗。2006年に劇場版アニメ『時をかける少女』のヒロインの声をつとめて脚光を浴びた若手演技派。今回は『時を〜』以来のアフレコとなったが、大勢の取材陣の前で演技することに、最初は少し戸惑い恥ずかしがっている様子だった。だが、そこは女優。収録が始まると演技に集中し、アクションシーンも声だけで見事に表現、圧倒的な迫力をかもしだしていた。
千原ジュニアが演じたのは、寡黙で冷酷な暗殺者バルログ。本人も「一番好きなキャラ」というだけあって、順調に録音が終了。仲と千原せいじはすでに録音を終えているが、実はジュニアの本格的な録音は明日!「セリフは3行だけなんですけど、録音時間をすごく長くとってあるんです。そんなに必要ないと思うんですけど……」と苦笑していた。
一方、ファンタジー映画『シャーロットのおくりもの』でカラスの声をつとめて以来、本作が2度目の声優体験となる兄のせいじ。今回は初の“人間役”だったが、予定よりも5時間早く収録を終えたことを強くアピール。声優に向いていると自画自賛する兄を、弟のジュニアが苦笑しながらたしなめる場面も。
今回は吹き替えだったが、ハリウッドの実写映画にキャスティングされたら?という質問に仲は、「洋画は大好きなのでぜひ出たいです! アクションやホラーが大好きなんです」と目を輝かせていた。
『ストリートファイター レジェンド・オブ・チュンリー』は、2月28日より全国公開される。
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