明日の見出しはヅラ!? 加瀬亮、岡田将生主演映画で小日向文世が爆笑トーク!

『重力ピエロ』記者会見にて。左から森淳一(監督)、吉高由里子、岡田将生、加瀬亮、小日向文世、相沢友子(企画・脚本)
『重力ピエロ』記者会見にて。左から森淳一(監督)、吉高由里子、岡田将生、加瀬亮、小日向文世、相沢友子(企画・脚本)

1月20日、都内のホールで『重力ピエロ』の完成披露試写会が開かれ、上映終了後に、加瀬亮、岡田将生、小日向文世、吉高由里子、森淳一(監督)、相沢友子(企画・脚本)の6人が登壇し、舞台挨拶が行われた。

『重力ピエロ』はベストセラー作家・伊坂幸太郎の本屋大賞に輝く感動ミステリー。辛い過去を背負ってしまった4人家族の絆と謎をめぐる物語で、長男の泉水(いずみ)を演じた加瀬亮は、「エンターテインメント性と内容の深さ、2つがすごく不思議なバランスで成り立っている作品だと思った」と脚本を読んだときの感想を語っていた。

その弟の春(はる)役を演じた岡田は、加瀬や父親役を演じた小日向との共演について聞かれ、「毎回毎回、どのシーンも勉強させていただきました」とコメント。そのコメントに、隣にいた加瀬や小日向から笑いが漏れると、「ホントです。ウソじゃないです。一緒に芝居ができるだけでも勉強になるので」と言いながら、「本当に、本当に」と連発。

そんな和やかなムードの中、さらなる笑いをとったのが小日向だ。劇中で小日向は、息子2人が子どものときをはじめ、何十年も前の姿も演じなければならない。そのためのマストアイテムとなったのがヅラで、「若返らなくてはいけないので、微妙に形を変えながら結構こだわった」と明かし、「僕はまもなく55歳になりますが、55歳が若いフリをしているように見えちゃうのがイヤなので、手術用のテープでシワを引っ張った。できあがりが心配でしたが、完成作を最初に見たときにホッとしました。若いな、オレって」と笑いを誘う。

さらに記者から、登壇した俳優1人ひとりに、演じるに当たって気をつけたポイントを尋ねる質問が飛びだし、自分が答える番になった小日向は、「正直、どれだけ若返られるかがポイントだった」とヅラの話しを蒸し返す。そこで司会者から「このままじゃ、明日の見出しがヅラになっちゃいますよ」と指摘されると、神妙な面持ちで「ヅラじゃあダメですよね。メイクっていうか……」と言い直し、場内を湧かせながら、舞台挨拶は終了した。

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