ジョーダン・ピール最新作『NOPE/ノープ』ポスター&予告編公開
『ゲット・アウト』で第90回アカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピール3年ぶりの最新作『NOPE/ノープ』が8月26日より全国公開される。このたび、日本版ポスタービジュアルと予告編映像が公開された。
公開された日本版ポスタービジュアルには、「最悪な奇跡が起こる」と不安を煽るコピーに、星空の麓の小さな田舎町を覆い隠す巨大な雲の群れ、その下にぽっかりと浮かぶ不穏な雲、カラフルな一本のフラッグ紐が垂れ下がる。果たしてこの町が遭遇する“最悪な奇跡”とは? タイトル「NOPE」の本当の意味とは──?
また、日本初公開の予告映像は、ある平穏な田舎町ヘイワード牧場が映し出されるところから始まる。
ハリウッド唯一の黒人経営牧場を営む男女。夜、広大な敷地を誇る牧場で、馬を連れて歩く男が、遥か先に光り輝く物体を見つける。すると突然、悲鳴を上げた白馬が、光に目掛けて駆け出す。
「“最悪の奇跡”って言い表せるか?」牧場の男(ダニエル・カルーヤ)が語りかける。
空を見上げ始める人々や監視カメラ、暗がりの空に飛翔する物体、人に近い何者かとの接触、吹き上がる荒野の砂埃、そして広大な荒野を覆う巨大な影──、そんな不穏な空気に包まれる田舎町の緊迫した映像が続いたかと思えば、突如、崩壊した自室の天井から、脱出した女性(キキ・パーマー)が悲鳴を上げながら晴天の空に吸い込まれていく。
「だめ、だめ、だめ……逃げて!」
謎に満ち溢れた本作品をひも解く断片的な“鍵”を散りばめた、謎が謎を呼ぶ映像だ。
『ゲット・アウト』主演ダニエル・カルーヤと再びタッグ
本作品は、斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描き鮮烈な監督デビューを飾った『ゲット・アウト』(17年)、同様に深いテーマを提唱し大ヒットした『アス』(19年)に続くジョーダン・ピール監督・脚本による3年ぶりの最新作。『ゲット・アウト』で主演のダニエル・カルーヤと再びタッグを組んだ作品で、アメリカ本国での公開は7月22日を予定している。
『NOPE/ノープ』は、8月26日より全国公開される。
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