「忠臣蔵」をモチーフに、キアヌ・リーヴス主演で映画化した『47RONIN』が12月6日に公開となり、公開を記念し翌12月7日に「今でしょ」で今年の流行語大賞に輝いた林修先生による特別講義がTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
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招待された「美人時計」の美女たち47人を前に、林先生は作品にちなんで大石内蔵助の法被を着て登場。「先日流行語大賞をいただいて初めての講座になりますが、先程ご覧いただいた予告編で大石内蔵介が言っていた『Time has come』は日本語では『今でしょ』という意味ですよ」と林先生ならではの面白さを絡めながら講義がスタート。主君・浅野内匠頭が切腹となり、その仇討ちを考え、最後には討ち入りし切腹するまでの物語を解説した。
続けて、映画版では「キアヌ・リーヴスというスターを異端の浪人として絶妙な立ち位置において、真田広之さんとの友情を描くというのがいいですね」と映画の内容についても言及し始めると、「エンターテインメントなので、ラブストーリーを絡めないといい物語にならないと思いますが、キアヌ演じるカイと柴咲コウさん演じるミカの恋っていうのは、2つの要素が入っています。まずは極限状態での恋ということ、そして禁断の恋という点ですね」と映画評論家顔負けの分析力も発揮し、最後は「『47RONIN』いつ見るの? 今でしょ! 誰を討つの? 吉良でしょ!」と締め、会場を笑わせた。
その後、囲み取材が行われ、流行語大賞受賞後の反応を聞かれた林先生は「思っていた以上の反響で驚きました。最近街中で子どもに『あ! 今でしょだ! ヒューヒュー!』とからかわれます」と近況報告。続けて「夏の授業で1度だけ言ったあの言葉がCMで使われているのをみて、最初は何も思わなかったんですけどね。人生って不思議なことが起こるもんですねぇ」と感慨深げな表情を浮かべた。
また、「今年を漢字一文字で表すと?」という質問には「もちろん『今』ですね。来週今年の漢字が決定しますが、安倍総理の『倍』が有力だと言われてるので、決着をつけたいと思います!」と答えていた。
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