KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が12月6日にオムニバス・ジャパン本社赤坂ビデオセンターで映画『ラッシュ/プライドと友情』のアフレコに挑戦した。
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同作は、実在のF1レーサー、ニキ・ラウダとジェームズ・ハントという天才2人の熾烈なトップ争いを描いた作品。F3時代からライバル関係となった2人が、F1レーサーまで登り詰め、迎えた1976年にF1史上最も衝撃的でドラマチックなレース展開を見せていく。
アニメの声優はやったことがあるものの、映画の吹き替えは初めてという光一は「アニメと違って他人のお芝居にセリフをあてるというのはとても新鮮でした。しかも外国の俳優さんはテンションが日本人と違うので、どういう声を出すのが良いのか監督と相談したり、新しい経験をすることができましたね」とコメント。
この日、剛と2人で吹き替えをしたことに関しては「今までの収録は1人でやっていたのですが、(今日みたいに)2人でやる方がやりやすいですね。僕の演じたジェームス・ハントはプレイボーイだったことでも有名なのですが、そういうシーンではアドリブを要求されるんです。1人ぼっちでそれをやるのが少し大変でしたね(笑)」と振り返った。
また、剛扮するニキ・ラウダがとても特徴的な人物であることを挙げると、「どうやって表現するんだろうと思っていたのですが、吹き替えを見てすごいなと思いました。プロフェッショナルな F1レーサーになってました」と剛のアフレコを絶賛。映画に関しては「僕のような F1ファンなら誰でも知っている2人がモデルになっているので楽しめます。70年代は今ほどレギュレーションも厳しくなく、クルマ好きにとっていい時代だったんですよね。でも、この映画は F1を知らない人でもヒューマンドラマとして楽しめます」と話していた。
一方、声優は初体験となる剛は「(アフレコを)みんなで一緒に収録をするものと思い込んでいたのに、今までの現場では1人ぼっちでやっていたので『これでいいのか?』と迷うことがあったりしました。他のキャストの吹替を聞く機会があって、それに合わせて自分のパートを再収録させていただいたり、自分なりにこだわって演じることができたと思います」と感想を述べた。
収録中は「光一はきっとジェームス・ハントをこういう風に演じてくるだろうな、とか想像しながら演じましたよ。途中で光一や他のキャストの声を聞く機会があったのですが、光一は体が大きくてプレイボーイのハントになりきっているなと思いました」とコメント。
自身は F1に詳しくないそうで「たまに光一が言う『ダウンフォース』とか『レギュレーション』などの専門用語は一生セリフで言うことはないと思っていました」と笑うと、「F1がわからなくても、この映画のヒューマンドラマとしての魅力、人間の内面を描いているところ、命を賭けている2人の姿は見どころです。むしろこれをきっかけに僕も少しF1に興味が持ててきたかもしれません」と話していた。
『ラッシュ/プライドと友情』は2014年2月7日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開となる。
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