北川景子が5月9日、都内で実施された映画『大河への道』の先行プレミア上映イベントに主演の中井貴一をはじめ、共演の松山ケンイチ、岸井ゆきの、和田正人、溝口琢矢、平田満、橋爪功と共に出席した。55歳から「肉体改造をしたい」と語った。
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松山ケンイチ、55歳から「家を1人で立ててみたい」
松山はプライベートでも親交のある中井との共演に「普段話している雰囲気そのままというか、こんなに笑わせてくれる方はいない。僕は貴一さんのリアクションや話術でずっと笑っている。その雰囲気が役柄の間柄として出ています。だから仕事をした感じがしない」と楽しそう。それに北川も「2人ともずっと笑っていて、子ども同士がじゃれ合っているみたいで。見ていてうらやましかった」と目を細めて「何を話しているのかなあと思っていた」と興味津々。当の中井は「僕は芝居をやるときに子役や動物たちと仲良くなるけれど、そのような感じで松山君とはやり取りしていた(笑)」と仲むつまじそうだった。
55歳から地図作りを始めた伊能忠敬にちなんで、55歳から始めたいことを問われて松山は「家を1人で立ててみたい。職人の手を借りず、基礎から作ってみたい。基礎とか作ったことがないので、穴を掘ってやりたいですよね。1人でやってみたいです。そうなると重機の免許も必要」と本格的DIYを希望。
北川は「肉体改造をしたい。55歳を超えるとだんだん体が衰えていくので、そこで私は逆行したい。55歳からさらに若返る。山登とかをして足腰を鍛えて体の中から」とインナーマッスル重視の美ボディにあこがれ。すると岸井が「ムキムキになるのかと思った!」と勘違い爆笑で、北川を「変なこと言っちゃった!?」と照れさせた。
また映画の内容にちなんで「人生で一番鳥肌が立ったこと」を聞かれた中井は、今から約20年前の中国で起こった出来事を回想。中国での撮影がトラブルで上手くいかず、帰国しようかどうしようか迷いながら荷造りをしていた最中に、ホテルの部屋の電話が鳴ったという。出てみると、その相手は日本にいる高倉健だった。「『きいちゃんどうしてる?高倉ですけど』と。それは日本にいる高倉健さんでした。まさに荷造りをしていた最中。現在の状況を話して『こらえろ』と言われたりして。そんなタイミングで普通電話なんてありえますか? そういうところが凄い人っていうのは凄いんだなあと思った」と貴重な鳥肌エピソードを紹介した。
『大河への道』は5月20日より全国公開。
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