「欲望は操れない」…殺人老夫婦の家での“悪夢の一夜”
#A24#X エックス#ジェナ・オルテガ#スコット・メスカディ#ブリタニー・スノウ#マーティン・ヘンダーソン#ミア・ゴス#ホラー#ミッドサマー
A24最新エクストリーム・ホラー『X エックス』キャラクタービジュアル
『ミッドサマー』のA24が贈る最新ホラー『X エックス』が7月8日に公開される。このたび、作中で恐怖に突き落とされるキャラクターのポスターが公開された。
今回公開されたキャラクターポスターは、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家で悪夢のような一夜を過ごすことになる若き映画クルー5人が映し出されたビジュアル5種。
テレビドラマ「ワンダーウーマン」で主演を務めたリンダ・カーターに憧れ、自分もスーパースターになれると信じている女優マキシーンは「X FACTOR」(=未知なる才能)を秘めたキャラクター。そんな主人公マキシーンを演じるのは、『サスペリア』(18年)で当時気鋭の新人でありながら、豪華共演陣の中でひときわ高い評価を得てブレイクしたミア・ゴス。冒頭に掲げたポスターがそれで、「欲望は操れない」という挑発的なコピーが目を惹く。
全米No1を記録した『スクリーム』シリーズ最新作『SCREAM』(22年/日本未公開)で主演の1人を演じ、新スクリーム・クイーンとしてブレイクしているジェナ・オルテガが演じるのは、録音担当の学生ロレイン。一見おとなしそうであどけない目をしているが、今回の映画制作で自分の存在価値を試されることになる。「いつから潔癖症になった?」と意味深なコピーが躍る。
『ピッチ・パーフェクト』シリーズのブリタニー・スノウ演じるブロンド女優ボビー・リンと、ミュージシャンとして世界でカリスマ的な人気を誇り、近年は俳優としても活躍しているスコット・メスカディ(キッド・カディ)演じるベトナム帰還兵の俳優ジャクソン。彼らはポリアモリスト(複数恋愛主義者)のカップルで、「今楽しまなきゃ」「不良人生に乾杯」というコピーにあるように、開放的なキャラクターとして描かれる。
ミア・ゴス演じるマキシーンに惚れ込み、彼女のマネージャーも兼任する敏腕プロデューサーのウェインには、Netflixオリジナル「ヴァージンリバー」シリーズのマーティン・ヘンダーソン。不服そうな表情で「チーズバーガーにするぞ」と凄んでいる。
いずれも、それぞれの劇中の印象的な台詞がコピーになっており、果たしてウェインがどの場面でこの台詞を発したのかにも注目だ。
そして何より気になるのが、ビジュアルにおいても彼らの前に立ちはだかる「X」の文字だ。秘密のX、極限のXTREME、快感のXTC、未知なるX FACTOR──? 映画の最もヤバい要素が全て詰め込まれた途中下車不可能な真夏のエクストリームライド・ホラーに期待が高まる。
学生と隣の老婆めぐる絶叫ホラー
作品の舞台は、1979年、テキサス。女優のマキシーンとそのマネージャーであるウェイン、ブロンド女優のボビー・リンと俳優のジャクソンは、自主映画監督の学生RJと、その彼女で録音担当の学生ロレインと映画撮影のために借りた農場へ向かう。映画のタイトルは『農場の娘たち』。この映画でドル箱を狙う──野心むきだしの6人を待ち受けていたのは、みすぼらしい老人・ハワード。宿泊場所として提供した納屋へ案内する。一方、マキシーンは、母屋の窓ガラスからこちらを見つめる老婆と目が合ってしまう……。
『X エックス』は、7月8日公開。
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