お笑い芸人・劇団ひとりが初メガホンをとった『青天の霹靂』のプレミア試写会が4月14日にイイノホールで行われ、監督・脚本・出演もこなしたひとりのほか、大泉洋、柴咲コウが舞台挨拶を行った。
同作は、「陰日向に咲く」に続くひとりの同名書き下ろし小説が原作。自分は特別だと幼い頃に思っていたものの、気づけば四畳半一間のアパート暮らしという売れないマジシャン・晴夫(大泉)が、ヒョンなことから40年前の浅草にタイプスリップ。そこで若き日の父(ひとり)と母(柴咲)と出会うというストーリー。
何をやってもうまくかないのは、父親の責任だと思っていた晴夫が、父の若かりし頃と出会ったことで、真実を知っていくという感動ドラマだ。
売れないマジシャンを演じた大泉は、マジックを相当練習したそうで「もうマジシャンと言ってもいいと思います」と自信満々。柴咲は、ひとりの初監督作への出演を振り返り「映画を撮るのが初めての監督さんの場合、出る側も多少不安があるものですが、実際に撮影が始まったら、それが払拭されて、超スーパー監督だったと思います」とベタ褒め。「ただ1つ(の欠点は)、すっごい人見知りで雑談が一切なかった」と話した。
これに対しひとりは「柴咲さんとの私語はたぶん『おはようございます』と『おつかれさまでした』だけでした」と告白。柴咲も「本当にそれだけでした」と頷くと、ひとりは「緊張しちゃんですよ、こんだけの美人の方に声をかけていただくと。こっちは監督業にいっぱいいっぱいなので」と話し、「柴咲さんは自分が思っている以上にキレイですから」とコメント。すると隣の大泉が「この半分も喋ってくれればいいのに」とひとりに突っ込み、柴咲も「ねぇ」と笑顔を浮かべた。
また、ひとりは「改めて大泉洋という役者の素晴らしさを感じた」そうで、「当然、僕がオファーしている段階で素晴らしいとは思っていたんですけど、期待以上のことをやっていただいて、すごく助けられました」とコメント。
続けて「柴咲さんも本当に表現力が豊かで、可愛らしさと強さが共存する役をやっていただいた」と絶賛すると、「劇団ひとりも素晴らしかったですね、役者としても本当に彼はもっと売れるべきじゃないかな」と自分自身をベタ褒めし、会場を沸かせていた。
その後、映画にちなみ大がかりなマジックを披露する場面も。ロッカールーム大のボックスにひとりが入れられ、引き出しのようにボックスの合間が次々と抜かれ小さくなっていくというマジックで、ほぼ顔と足だけになったひとりは、その姿でのフォトセッションに「早めにお願いしま〜す」「無性に恥ずかしい」などとつぶやきモード。ようやく普通の体に戻ると、ひとりは「小さくなってからの5分間、きついっすよ。もう恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべていた。
『青天の霹靂』は5月24日より全国公開となる。
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