大ヒットシリーズ『X-MEN』の最新作『X-MEN:フューチャー&パスト』。この映画のニューヨーク・グローバル・プレミアが現地時間5月10日に“規格外”の規模で開催された。
まず規格外だったのが、会場となったジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンションセンターの広さ。6万平米以上(サッカーグラウンド約8.6面分)の展示スペースを誇る東海岸屈指の超大型コンベンションセンターだ。1階のエントランスホールには会場入りするスターを待ち受けるファンが1200名以上。さらに2階のサウンドバイツ&ファングリーティングエリアにはコスプレ姿のファンも含め世界中から800名以上、合わせて2000名を超えるファンが、キャスト到着の度に大きな歓声を上げていた。
会場の広さやファンの数も規格外なら、ファンサービスも規格外。通常のプレミアでは、ファンはレッドカーペットを遠巻きに見るだけだ。しかし、マスコミ用とファン用の各100メートルの“Wブラックカーペット”が敷き詰められたこの日は、ヒュー・ジャックマン、ジェニファー・ローレンスらが率先してファンサービスを行い、会場のヴォルテージはマックスに。
そして最大の規格外と言えそうなのが、集まった豪華オールスター・キャストたち。前述のジャックマン、ローレンスをはじめ、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、パトリック・スチュワート、エレン・ペイジら総勢18名のメインキャストと、ファムケ・ヤンセン、ジェームズ・マーズデンなどの旧3部作のメインキャストも登場。
ジャックマン(ウルヴァリン役)は「『X-MEN』シリーズの中で最大規模のプレミアだね。熱狂の渦だよ」と会場の大きさやファンの熱気に触れると、作品について「誰もが圧倒されると思う。もし『X-MEN』シリーズを見たことがない人でも恐がらないでほしい。すぐにのめり込んでしまうからね。最高傑作だ」とアピール。
ローレンス(ミスティーク役)も「今夜の規模はすごいわね。今まで経験したことがないわ。なんていったって、シアターじゃなくてコンベンションセンターですもの。クレイジーだわ」と興奮気味に語った。
なお、この日のプレミアを皮切りに、本作のグローバルツアーがスタート。5月27日に六本木で開催されるジャパンプレミアには、ジャックマンが来日しイベントに出席予定となっている。
『X-MEN:フューチャー&パスト』は5月30日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開される。
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