この夏の話題作『超高速!参勤交代』のイベントが6月11日にスペースFS汐留で行われ、キャストの佐々木蔵之介、西村雅彦、寺脇康文、知念侑李(Hey!Say!JUMP)、六角精児、菊千代(猿)と、本木克英監督が登壇した。
同作は、通常8日はかかる参勤交代を5日間で実施せよと、幕府の意地の悪い家老から無理難題を押しつけられた弱小藩が、奇想天外な作戦で何とか江戸まで5日間で行こうとする様子を描いた時代劇コメディ。
この日は、夏を先取り!超高速!居合でスイカ割りイベント付き試写会ということで、観客も全員浴衣を着用。本作の主人公で、お人好しだが愛される湯長谷(ゆながや)藩の藩主・内藤政醇を演じた佐々木は、「みなさんこんにちは、佐々木蔵之介です。映画は楽しんでもらえましたか?ふんどし姿は良かったですか(笑)?会場華やかで良いですね」と挨拶。
知恵者だが口うるさい家老・相馬兼嗣を演じた西村は「今回知念さんと一緒に仕事ができて嬉しかったです。知念さんのモノマネをする人はいないけど、ちょっとモノマネしてみました」とコメント。リーダー格で剣の腕が立つ、荒木源八郎を演じた寺脇は「壇上は野郎ばかりですが会場には女性がたくさんでありがたいです。みなさんの力でどんどん広めてくださいね」と話した。
また、弓の名手だが高いところが苦手な鈴木吉之丞を演じた知念は「知念です」と西村のマネのマネで挨拶。「みなさん僕たちのお尻はいかがでしたか?人前でお尻を出すことがなかったので、今回貴重な機会で良かったです」と語り、槍に秀でるが、腹も出ている今村清右衛を演じた六角までもが「どうも、知念です」とモノマネをし、会場の笑いを誘った。
その知念は会見の際に、体よりも大きい弓の扱いが大変だったと話していたことを司会に聞かれ、「最初は難しくて大丈夫かなと思っていたんですけど、弓道の先生に教わりながらやっていくうちに、筋が良いから続けてみないかと誘われるくらいになりました」と、弓の扱いが上達したことを明かしていた。
その後、各登壇者の前にスイカが並べられ、佐々木の「超高速!」という掛け声に合わせ、観客が「参勤交代」と大声で答えると、スイカ割りが行われた。スイカは1度では割れず、2度目のチャレンジで見事成功。割ったスイカは観客が帰る際に振舞われた。
『超高速!参勤交代』は6月21日より全国公開となる。
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