『GONIN』続編に東出昌大「多くの方の想いの込もった襷（たすき）を受け取った」

2014.06.17

写真左、東出昌大。写真右、上から時計まわりに桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、柄本佑
(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会

1995年に公開され、石井隆監督作品のなかでも絶大な人気を誇り、バイオレンスアクションの傑作として海外での評価も高い『GONIN』。この映画の続編が東出昌大主演で19年の時を経て作られることがわかった。

前作に引き続き石井監督がメガホンをとり、東出のほか、桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信の出演が決定している。

東出が演じるのは、前作で襲撃を受け、命を落とした大越組若頭・久松（鶴見辰吾）の息子・勇人役。同じく前作で命を落とした久松の組長・大越（永島敏行）の息子・大輔に桐谷が扮し、さらに前作の大越組を束ねる五誠会2代目に出生の秘密を握られ、愛人になり下がってしまった元グラビアアイドル・麻美に土屋が扮する。

また、19年前のGONIN事件の真相を追うルポライターとして、自らも19年前の事件に深い因縁を持つ森澤役を柄本。今回の『GONIN』の敵役となる、前作の五誠会会長・式根（室田日出男）の孫で、麻美を愛人として囲う五誠会三代目・誠司に安藤と、若手ながらもひと癖もふた癖もある実力派が勢揃いした。

今回の映画化について主演の東出は、「『GONIN』という作品に出させて頂くに当たり、多くの方から想いの込められた襷（たすき）を受け取りました。この襷は諸先輩方の意地や覚悟、情熱の上に紡がれてきた襷です。持てる全てを出し切り挑みます。冷静に、丁寧に、時に猛々しく、クランクアップまで突き進みたいと思います」とコメント。

本作は6月1日に横浜でクランクイン。6月末日にクランクアップし、2015年に全国公開予定だ。また、今回の『GONIN』に出演する最後の1人はまだシークレット状態だが、ファンがあっと驚くキャスティングになっているという。