『花様年華』制作20周年を記念4Kプロジェクト
『花様年華』制作20周年を記念し、ウォン・カーウァイ監督自ら過去作を4Kレストアするプロジェクトが実施され、うち5作品が8月19日より公開される。このたび、ポスタービジュアルが完成し、公開された。
この度お披露目する〈WKW4K〉ポスターは3種類。担当は、成瀬慧&中野香だ。
メインとなる白地のポスタービジュアルは、各作品の印象的な写真をバランスよく配置したシンプルなもの。ワンシーンワンシーンがそのまま芸術作品のようなウォン・カーウァイ作品だけに、すっきりとしたデザインが美しい。
サブとなるのは、トニー・レオンver.とフェイ・ウォンver.の2種。ウォン・カーウァイ作品の中でもとくに幅広い世代に人気のある『恋する惑星』のシーンからインスピレーションを得て作られ、エモーショナルかつ今までに無い新しさを感じさせる。
成瀬と中野は、デザインの狙いについて、次のように明かした。
「メインとなるポスタービジュアルは『花様年華』のスチールをメインに、ドラマが動き出す《時》を演出し、各作品のビジュアルにつなげていくイメージです。サブビジュアルに関しては、ウォン・カーウァイ作品はどのショットを切り取ってもキマッているのですが、さらに色彩も多様で、監督の名前(漢字)までもかっこいい。これらの要素を余すところなく打ち出したい欲求が先立っていますが、ウォン・カーウァイ作品を鑑賞した後に、脳裏に残るイメージとして挑戦しました」
6月27日は、トニー・レオン誕生日!
また本日6月27日は、ウォン・カーウァイ作品に多数出演する香港映画界のトップスター俳優トニー・レオンの60回目の誕生日。それを記念し、魅力的なトニーを捉えたショット多めで各作品の場面写真も追加で公開された。
ウォン・カーウァイ作品4Kレストアプロジェクト
今回日本で公開されるのは、香港の重慶マンション周辺を舞台にトニー・レオンと金城武が演じる2人の警官の失恋とすれ違う恋模様を描く『恋する惑星』(94年)、香港のネオン街で織りなされる男女5人の恋と青春を描く群像劇『天使の涙』(95年)、レスリー・チャンとトニー・レオンが傷つけ合いながらも愛し合う恋人同士を演じた『ブエノスアイレス』(97年)、トニー・レオンとマギー・チャンが互いに伴侶を持つ身でありながら惹かれ合う男女を演じた大人のラブストーリー『花様年華』(00年)、トニー・レオン、チャン・ ツィイーなどアジアの人気スターが多数出演するSFラブストーリー『2046』(04年)の5作品。『2046』は、2004年の初公開以来、18年ぶりの全国公開となる。
ウォン・カーウァイ作品4Kレストアプロジェクト、『恋する惑星 4K』『天使の涙 4K』『ブエノスアイレス 4K』『花様年華 4K』『2046 4K』は、8月19日より公開される。
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