低予算映画の枠を超えたものづくりへのこだわりと熱い企業ドラマに話題騒然
“宇宙生物駆除”専門の中小企業・宮田バスターズ(株)の奮闘を描く『帰ってきた宮田バスターズ(株)』が、8月20日より全国順次公開される。これに先立ち本作の予告編が解禁された。
・宇宙生物の駆除なら宮田バスターズ(株)に! 国産B級パニックムービー!
「宮田バスターズ(株)にお任せください!」。宇宙生物の飛来により事故や怪我の被害が多発。そんな世の中を救うのが、電話一本で駆けつける“宇宙生物駆除”専門の中小企業・宮田バスターズ(株)。社⻑・ミヤタを中心とする総勢5人の社員たちは、日々業務に明け暮れていた。
かつて多くの人々を救い、ヒーローのように崇められた宮田バスターズ(株)だったが、近年は駆除作業に伴う器物破損により苦情が殺到。追い討ちをかけるかのように、素人でも簡単に宇宙生物を駆除できる「光線銃」が発売され仕事も激減し、会社は廃業の危機に陥る。頭を抱えるミヤタ社⻑のもとへ颯爽と現れたコンサル会社の男が提案する起死回生の一手とは?
昨年11月、池袋シネマ・ロサで公開されると、低予算映画の枠を超えたものづくりへのこだわりと熱い企業ドラマに口コミが広がり、2度の延長上映を記録した本作。その後、注目作としてTOHOシネマズ・ピックアップ・シネマ第3弾に選出されると、上映は満席に。さらに、今年の沖縄国際映画祭で招待作品に選ばれるなど、勢いが止まらない。
監督・脚本は、本作の元となった短編作『宮田バスターズ(株)』でカナザワ映画祭2019「期待の新人監督」に選出された坂田敦哉。主演はぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2016グランプリ受賞作『食卓』の渡部直也、ヒロインに『春原さんのうた』(22年)の大須みづほ、共演に東大卒YouTuberの山本愛生、さらに宮崎美子が特別出演している。
本作はオフィスや社用車など、多くのセットをすべてホームセンターで手に入る材料で手作りした“DIY映画”であることも話題を呼んだ。それゆえ、壁を破り、車が突っ込み、巨大ロボットが大暴れする通常のセットでは実現できないような派手でリアルな特撮映像も楽しめる。
今回の劇場公開に伴い、宮田バスターズ(株)の人気マスコット“タンクくん”の誕生描く宮田バスターズ外伝『タンクくん誕生!』の同時上映が決定している。
『帰ってきた宮田バスターズ(株)』は8月20日より全国順次公開される。
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